展開の早い舞台で、洗練されててさすがだと思ったけれど、納得できないことが一件。


私としては、道元の現代の姿が、強姦魔で、クレーマー(企業に文句を言って座りこみする人)でおまけに、弟子達も精神病院の檻の中の人・・・・・というような設定は、止めてもらいたかった。


わたしは、プログラムも買わないし、原作も読んでないので、何を意図しようとしていたかについてはホントに現場で見たままの感想しか表現できないが、


突然、檻が降りてきて、道元も弟子達も現代では精神病者だというのは、あんまりだ。

あの、交通手段も満足にない時代に栄誉栄達に背を向け、真理のために、身の危険もおかして、唐に行き、一心不乱に勉強するという、すごい人。こういう設定だけで、私なんて感動で一杯になってしまう。


すくなくとも、性犯罪者には、して欲しくなかったなぁ。クレーマーならまだいいけど。


そんなわけで、すっきりとした観劇後感がなかったのが、ちょっと残念。


年をとると、暗い結末がだんだんいやになってくるのかも。