入院 day13−15 ストレスとドレーン交換 | 気づいたら大腸がんになっていた件

気づいたら大腸がんになっていた件

2021年1月、大腸がんと診断されました。
開腹手術→抗がん剤治療終了→経過観察中から一転
2022年5月、再発。
再び抗がん剤治療を経て、9月に手術。
2023年1月、再々発。
今はエンドレス抗がん剤治療中です。

(過去を振り返って書いています。)

 

 

10月2日

day13

 

日曜日の病院は、

どこかのんびりした雰囲気。

 

リハビリもないし、

検査もないし、

久しぶりにiPadでYouTube鑑賞。ニヤリ

 

今思えば、

腸に穴が開いているかもしれない、

入院がどれくらい伸びるのかわからない、

といった不安から目を逸らしていたのかもしれません。

 

 

午後、

突然、声が出なくなりました。滝汗

 

 

看護師さんと話そうにも、

かすれた声がやっと出せる程度。

 

私:え?

  声が出ない、なんでなんで?

 

看護師:ストレスだね〜。

  ここ数日でいろいろあったから。

  ストレスで声が出なくなること、あるんだよ。

 

私:ストレスで?!そんな。

 

看護師:可哀相に。

  ベッド、窓側が空いたら移そうか?

  せめて外が見られるだけでも

  気分転換になっていいよね。

 

と、翌日、

ベッドを窓側に移動していただきました。

看護師さんの気遣いが、ありがたかった。おねがい

 

かすれていた声は、徐々に回復しました。

ストレスが原因で声が出なくなることにも

驚きましたが、

それ以上に、自分のストレス耐性の低さに

愕然としました。

 

弱っちぃな〜、自分。えー

 

 

10月3日

day14

 

恐怖、

ドレーン交換の日。

 

位置を調整するだけでも痛かったのに、

交換って。ガーン

 

経験された方の情報を探してみるものの

ほとんど見つからず・・・

 

交換も、先日の調整と同じX線TV室で行われました。

医師はオペ着を着用、

私のお腹には清潔な布が掛けられ、

すっかり手術仕様。

麻酔は、局所麻酔でした。

 

交換に要した時間は、

恐らく1時間弱だったと思うのですが、

私にはもっともっと長く感じました。

 

局所麻酔はしていますが、

ドレーンをお腹にぐいぐい入れる感触は

わかるんですよね。

で、それがまた痛い。

 

なんて表現したらいいか、

北斗の拳で、

内側からお腹を押し上げられて

ひでぶっ!!

って感じです。

(わからーん。爆  笑

 

そしてこの交換作業で、

いろいろ状況が判明しました。

 

腸のどの辺りに穴が開いているか、

大きさは3mmくらい、

時間が経てば塞がるだろう、

2〜3週間くらい。

 

!?

ショックで腰が抜けるかと思いました。

 

当初の入院予定が、10日から2週間。

なのに、さらに2〜3週間?!

延長する分の方が長いじゃないですか。

 

ちーん。チーン

 

 

10月4日

day15

 

痛い。

昨日、交換したドーレンの先端が

お腹の中の何かに当たるのか、

体を横にすると激痛。ピリピリ

 

これが3週間続くのか、

とげんなりしていたら・・・

 

主治医:今日、やり直ししたい。

 ちょうど内視鏡の専門医が来るので、

 もう一度入れ替えしよう!!

 

私:えええ?!

 

どうせこのままでも痛いし、

がっつり鎮静かけてもらうことを条件に

再度、交換に望みました。

 

結果、入れ替えの入れ替えは無事成功!!

変な圧迫感もなく、痛みもすっかり消失。

あぁ、よかった。照れ

 

だったら、

最初から、今日入れ替えすれば・・・

と、つい言ってしまったのは不可抗力ということで。