気づいたら大腸がんになっていた件

気づいたら大腸がんになっていた件

2021年1月、大腸がんと診断されました。
開腹手術→抗がん剤治療終了→経過観察中から一転
2022年5月、再発。
再び抗がん剤治療を経て、9月に手術。
2023年1月、再々発。
今はエンドレス抗がん剤治療中です。

2022年10月

9月に受けた手術の影響で、

直腸と膣が繋がる「直腸膣瘻」になってしまい、

急遽、人工肛門(ストーマ)が作られました。

 

私にとっては想定外、

青天の霹靂、

落ち込むガーンなんてもんじゃない・・・

 

それでも、

 

これは一時的なものだから

瘻孔が塞がったら、もとに戻せるから

ストーマにすれば、早く退院できる!!

 

大丈夫、大丈夫。

春くらいには瘻孔も塞がるかな?

そうしたら、ストーマも閉じれるはず。

 

 

2023年9月

今現在も、

私のお腹には、ストーマがいます。驚きタラー

 

当初、一時的の予定でしたが、

今年の1月に癌が再々発。

 

直腸付近にも腫瘍があることから、

今後のことを考えると

人工肛門は閉じない方がいい。

癌の治療以外の手術は、極力したくない。

という主治医の判断。

 

セカンドオピニオンを受けた病院の

腫瘍内科の医師も同じ考え。

 

4月に主治医が変わったので、

一縷の望みを賭けて、もう一度

ストーマを閉じたいと相談したところ、

やはり答えはNo!!

 

ストーマを閉じた場合、

心配されるのは、やはり腸閉塞。

 

もし腸閉塞になって、

その治療のために

本来の癌の治療を中止することになって、

その間に癌が進行してしまったら。

 

抗がん剤治療などで、

出血が止まりにくい薬を使っていると

外科的な手術をすぐに受けることはできません。

 

切ったら血が止まりませんからね、

薬を抜くための時間が必要になるのです。

 

 

外科医2名、

腫瘍内科医1名にそう言われたら、

諦めざるを得ません。

悲しい・・・

 

そうして、

ストーマが一時的から永久的に変わりました。ガーンガーン

 

 

永久的になったことで、

「疾病による直腸機能障害(4級)」

いわゆる、4級の身体障害者となりました。

 

日本の社会保障制度は素晴らしいですね。

ストーマになった人に対して、

いろいろな制度を用意してくれています。

 

例えば、

装具代として、毎月補助金お札が出たり、

タクシーやバスの運賃の割引などなど。

ありがたいです。照れ

 

 

 

ストーマになって、もうすぐ1年。

ふつうにできていたことができなくなって、

食べるものも少し気を遣うようになって、

外出のときは常にトイレの場所が気になって、

服装も、ウエストはゴムのものオンリー。

 

今でも、

鏡で自分の姿を見ると切なくなるので、

極力、見ない!!泣き笑い

 

 

と、ネガティブなことばかり書きましたが

ストーマに助けられたことは事実。

 

これからも大切にお世話して、

少しづつ、できることを増やしていって、

旅行船なんかも行けたらいいな。ニコニコ