2022年10月
9月に受けた手術の影響で、
直腸と膣が繋がる「直腸膣瘻」になってしまい、
急遽、人工肛門(ストーマ)が作られました。
私にとっては想定外、
青天の霹靂、
落ち込む
なんてもんじゃない・・・
それでも、
これは一時的なものだから
瘻孔が塞がったら、もとに戻せるから
ストーマにすれば、早く退院できる![]()
大丈夫、大丈夫。
春くらいには瘻孔も塞がるかな?
そうしたら、ストーマも閉じれるはず。
2023年9月
今現在も、
私のお腹には、ストーマがいます。![]()
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当初、一時的の予定でしたが、
今年の1月に癌が再々発。
直腸付近にも腫瘍があることから、
今後のことを考えると
人工肛門は閉じない方がいい。
癌の治療以外の手術は、極力したくない。
という主治医の判断。
セカンドオピニオンを受けた病院の
腫瘍内科の医師も同じ考え。
4月に主治医が変わったので、
一縷の望みを賭けて、もう一度
ストーマを閉じたいと相談したところ、
やはり答えはNo![]()
ストーマを閉じた場合、
心配されるのは、やはり腸閉塞。
もし腸閉塞になって、
その治療のために
本来の癌の治療を中止することになって、
その間に癌が進行してしまったら。
抗がん剤治療などで、
出血が止まりにくい薬を使っていると
外科的な手術をすぐに受けることはできません。
切ったら血が止まりませんからね、
薬を抜くための時間が必要になるのです。
外科医2名、
腫瘍内科医1名にそう言われたら、
諦めざるを得ません。
悲しい・・・
そうして、
ストーマが一時的から永久的に変わりました。![]()
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永久的になったことで、
「疾病による直腸機能障害(4級)」
いわゆる、4級の身体障害者となりました。
日本の社会保障制度は素晴らしいですね。
ストーマになった人に対して、
いろいろな制度を用意してくれています。
例えば、
装具代として、毎月補助金
が出たり、
タクシーやバスの運賃の割引などなど。
ありがたいです。![]()
ストーマになって、もうすぐ1年。
ふつうにできていたことができなくなって、
食べるものも少し気を遣うようになって、
外出のときは常にトイレの場所が気になって、
服装も、ウエストはゴムのものオンリー。
今でも、
鏡で自分の姿を見ると切なくなるので、
極力、見ない![]()
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と、ネガティブなことばかり書きましたが
ストーマに助けられたことは事実。
これからも大切にお世話して、
少しづつ、できることを増やしていって、
旅行
なんかも行けたらいいな。![]()
