久々すぎて、これまでのお話の続きはすぐには書けそうにないので、リアルっぽい妄想です。
ちょっと前、先日のSPIN-OFFの準備をしていたころ、な感じです。





仕事の合間を縫って
慣れない部屋に

何時になったら合鍵をくれるのか?
焦れながら、結局こっちから催促した


それでも、そうそう訪れるわけでもなく…


宿舎なら、いつ訪ねても別に気兼ねなしで
誰が居ても、慣れたもの

あの居心地の良さ、今でも恋しい



それでも、この部屋なら本当に他人の眼を気にせずに
それこそ、裸で居てもいい
…いや、そんなことしたら合鍵没収だなw


こんな風に、愛しい人を待つ時間
誰にも邪魔されずに
恋人のことを考えていられる


イヤフォンから流れる若手の曲

《One kiss… one love……》

デビューして間もないころは、みんなこんな歌を歌うものだ

初々しくて、清々しい
夏のソーダのような甘酸っぱさ


《時間が経つのが
どうしてこんなにも惜しいのかな》


一緒に居られる時間はあっという間に過ぎていく



《 ゆっくり歩いても
いつの間にか近くなるさよなら》


時間稼ぎしてみても
無情にタイムリミットに


《並んで歩く一歩一歩が
言葉もなくて…切ない
この気持ち、君も同じなのかな
僕は知りたい》


一緒に居ても、ただ黙って抱き合って
今さら、その気持ちを確認するのも気恥ずかしいくらい長い年月



《無性に君の手をもっとギュッと
握って放したくない
 あえて言葉にしなくても僕は分かる》


シーツの間で、逃げるその手を掴んで

指を絡める…


その気持ちは、俺と一緒だと信じて…


《たくさんの人の中で
ただひとりの君を抱きしめたまま
おやすみの挨拶の代わりに》


誰よりも傍に居たい…


どんな夜も

おやすみと言いたくて…











(作詞チョ・ユンギョン
作曲Daniel Caesar /Simon Janlöv
2024年RIIZE Mini Album『RIIZING』
収録曲『One Kiss』からの引用)