一進一退 | マリリンの独り言

マリリンの独り言

ほんの些細な日常の出来事や、面白エピソード、我が家の動物達の話、ハンドメイド作品の話などを気ままに綴ります。

時々毒吐き。
クズ男やモラ男の話、人間関係についても書いています。

夫婦間だけの呼び名は
『プニ』『プニちゃん』


弟の体調が悪いことに変わりはないが、どうにかスマホ契約に行くつもりではいてくれた。





日曜日に予約をしてあり、買い物も前日の夜に回ったりして当日の予定を空けていた。



ウンチを垂れ流して臭いが凄いと母から聞いていたので、車の後部座席を大きな布団カバーで覆い、ラゲッジスペースに置いていた荷物を片付け、弟の大きな車椅子を積めるよう準備もしていた。



しかし私の体調も悪く、土曜日の夜にはフラフラで身体中が痛む。

動悸が激しく酷い頭痛がして吐き気もする。


旦那がマッサージをしてくれて、その後に湿布を貼ってもらった。



いつもより早めに横になったが、寝付くまで魘されるほど呼吸が苦しかった。



旦那が休みなので、お弁当を作らなくていいため、夜明け前に起きる必要もない。


ショップの予約は午後二時だったので、動物達の世話や洗濯、私のシャワー時間を考えても朝八時に起きればいいと考えていた。





ところが目覚めたのは十時過ぎ!



もうそれだけでパニックになった。



餌やりを済ませ、洗濯機を起動させた後は、薬を飲むより先に入浴した。



出掛ける前には、必ずお風呂に入らないと気が済まない性分なのが面倒くさいが、これも私の神経質さから来ているのかもしれない。


その間も、時間に追われているので半泣きになりながら動く。


パニック発作を起こし苦しかった。


お風呂から上がり、自分の薬を服用してヘアドライをする。


途中で洗濯物を干しに行き、引き続き準備をしていたら弟から電話が掛かって来た。



迎えに行く時間の確認だ。



ショップでトイレも貸してくれるかどうかも聞いて来た。



その時点で十二時頃。

まだ準備が出来ていないと言う。



水が溜まり体がパンパンなので、義足ではない方の足専用の靴が履けないから履かせてほしいと頼まれていた。



車椅子に乗るまでの時間、車椅子から車に乗り込む時間、車椅子を車に積み込む時間など、余分に考えて一時に迎えに行くと約束していた。


少し余裕を持って十二時半には家を出るつもりだったが、弟は一時ピッタリに来てほしいようだったので、時間を微調整することにした。



弟のマンションの合い鍵を母に預けてしまったため、オートロックは弟に開けてもらわなければならない。


でも義足を着けて立ち上がり、その状態をキープすることが難しいので、直ぐに解錠は出来ないのだ。



服を着るだけで何時間も掛かると言っていた。




それでも予定通り行くなら別に構わない。





ショップでも数時間掛かるかもしれないが、これでやっと私の名義で持たせているガラケーを解約することが出来る。



スマホに慣れるまで、二~三ヶ月は元のガラケーを使えるようにはしておくつもりだけれど。








そう思っていたのも束の間·····




再度弟から電話があり、体調が悪いからやっぱり行けないと言われたのだ。



下痢もしているし吐き気も酷いと言う。





またか··········





せっかく弟もその気になってくれたのに、また振り出しに戻ってしまった。



旦那は弟を信用していなくて、行きたくないからじゃないかと疑っている。


でも今回は本気で行くつもりではいたのだろうと思う。



私は弟に、病院へ行くことや救急車を呼ぶことを強く言って電話を切った。




一進一退だな





その後で母に電話を掛けて、状況を説明した。

家賃の振り込みを弟に頼まれているので、母は月末に訪ねて行くのだが、その時の弟の状態を見て意識が朦朧としているようなら救急車を呼ぶようにと話した。






本人が救急車を呼ぶことを避けている。


入院しなければならない状態なのに、病院が受け入れてくれないと言い張る。




以前掛かり付けの病院で、別の病院に入院するよう言われたが、行ってみたら入院させてもらえなかったからと言うのだ。



その時はその時だし
今は今なのに。



前のブログにも書いたが、循環器科で出禁になってさえいなければ、足の壊疽で通院した時にでも診てもらえる。


他の科で通院して、待ち合い室で倒れても、心臓の方から来ている症状だったら何の処置もしてもらえないらしい。




どのみち治らない病気を抱えている身なのだ。


糖尿病にしろ、心臓病にしろ、それらから来ている足の壊疽や胸水が溜まる症状も、どうして自然治癒を待つことしか考えないのだろう。


弟は入院しても変わらないと言い張ってばかり。


前に同じ症状で入院した時も、直ぐに良くはならなかったと言う。



病院に行ったからと言って、そんな一瞬で治るはずもない。



薬も飲まず、何も食べず、体に水が溜まって苦しいため僅かな水分だけで凌いでいる。



トイレにも行けず垂れ流しの状態なら、登録してあるのだからヘルパーさんを頼んでオムツ交換をしてもらえばいいのにそれもしない。




食べること、眠ること、テレビを観ること、ゲームをすること·····

弟が生きて行く上で、これら以外のことは受け入れたくないようだ。







結局ショップの予約はキャンセルした。



その後で、旦那が問い合わせの電話を掛けて、名義変更や代理での新規契約について聞いてくれた。



まず名義変更は無理だった。



私の名義で持たせているガラケーを、弟の名義に変更するのは、やはり譲る者と譲られる者がショップに行かなければダメらしい。




そこで代理での新規契約の話も聞いたのだが、ショップ専用の委任状をダウンロードして、それを記入して身分証やキャッシュカードなどを持って行けば可能とのこと。



私は弟と苗字が異なるので、姉弟だという証明が出来ない。

結婚して姓が変わるのも、こんな時には不便で仕方ないなと思う。





弟に代理での話をして、OKが出れば必要書類を預かり、また予約をしてショップに行かなければ·····


OKしてくれるかが心配ではあるけど。



こんなん嫌や!とか、使いにくい!分からん!とか、後々文句を言われるかもしれない。




この先また、どう転んで行くかは分からないが、私のメンタルはとっくにボロボロなので、この風前の灯火である命をこれ以上削らないでもらいたい·····