人からの評価でなく、自分の満足を実感するには | Your Progress人材育成講師・嶋尾かの子の「勇気のつけ方」レシピ集

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勇気づけの対人コミュニケーション研修・講座の講師、嶋尾かの子による勇気づけのレシピ♪




先日いただいたご相談の中に
わたしたちがより良い生活を送るために大切な視点がありました。


ご相談は、
「満足感を得るために良い評価を求めてしまう」



人からの評価じゃなくって
「こういう自分だったら満足している」
という状態はどんなのだろう?



これをしっかりと自覚することが大切だと思うのです。


ELM(アドラー心理学コミュニケーション)講座では、
人との比較で起こる(と思われている)劣等感は、
「出来ている相手」と「出来ない自分」との間で生み出される感情ではなく、
「こうなりたい」という自己理想とのギャップから起こることだと言われています。



「人からのいい評価が欲しい」から得られるのは、
人から認められて満足を得られることではなく、
その先のさらなる色んな人からの承認であることはよく知られています。


どういうことか。


認められることを求めて、行動をする、
ということですね。



この場合も、自己理想を自分自身が捉えていないと
自分の行動が他人からの評価基準、ということになり得るのです。


自己理想がわからないまま行動していると、
自己理想と行動の間に空間が生まれ、
「(こんなに頑張ってるのに)他人からの評価がもっとほしい」
というギャップが生まれることも。



で、ここで言いたいのは
例えそんな状態の時期があったとしても
そういう時もあっていいと思うのです。



そういう自分に気づいたら
「あ、そうだった」
といって元の場所に戻ればいい。



元の場所というのは、
「自分が満足(に近い)している状態ってどんなのだっけ」
と、考えることです。



例え自分がどんな状態であっても
「良い悪い」で判断せず、
「どういう風に考えると楽になるかな」
という視点で見てみてください。



これは、
その考え方を使っていて
使いやすいか(useful)、使いにくいか(useless)
という判断基準ということにもなります(*^^*)



ついつい後回しになっちゃう自分のことですが、
まずは自分のニーズを知る、ということがとても大切になりますね(*^^*)



さて!
わたしは今の自分のニーズ「走りたい」を叶えるべく、
今から駒沢公園を走るぞー!♪