みんなが喜んで、わたしも喜ぶ、そんな世界 | Your Progress人材育成講師・嶋尾かの子の「勇気のつけ方」レシピ集

Your Progress人材育成講師・嶋尾かの子の「勇気のつけ方」レシピ集

勇気づけの対人コミュニケーション研修・講座の講師、嶋尾かの子による勇気づけのレシピ♪



今日は朝からじわーんと心が満たされることをしました。


{9C34F579-DA7C-4548-9E8A-921B9D7B3F12:01}




電車でわたしの座る席の前に立つ一人の女性。


ふと見ると、鞄に
「赤ちゃんがお腹にいます」
のキーホルダーが。


なんか、恥ずかしいなあ
なんて想いも頭の端っこにあるのを感じながら
「座ってください」
と席を譲りました。


「ありがとうございます」


といって座る彼女。


ドア際に立ちながら
「なんで頭の端っこに恥ずかしいなあ、なんて思ったんだろ」
とぼんやり考えてみる。


あ。
いい子ぶってるっておもわれるのがイヤなんだ。


もう一生会うこともないかもしれない人に
いい子ちゃん振るわたし。

 
そんなに嫌われたくないの?
と心の中で言ってみたら、
なんか笑っちゃった。


そういえば自分が妊娠中、
健診へ向かう電車の中で
女子中学生に席を譲ってもらったなあ。


遠足途中で乗車して座ってると思われる中学生たちが
「どうする?どうする?」
と小声で話し合っているのを感じた先生が、
「先生はいいことやと思うで」
とコメント。


女子中学生たちは
「ここ、どうぞ座ってください」
といって席を譲ってくれたのでした。


ほんとに嬉しかった。


しかも、中学生の女の子。


思春期だろうに
恥ずかしかっただろうに。


それを打ち破って、
口に出せたその勇気。


わたしは思わず
「ありがとう。とても嬉しいよ」
と声をかけました。


これを思い出した時、
今日妊婦さんに席を譲れてよかったな
と思いました。


行動に移せる喜び。


とても心が満たされています。


みんなが喜んで、わたしも喜ぶ
そんな世界。