私が以前に体験した、ある出来事。
人数は男女2人ずつの4人。
ある会社の社長(男)と、その秘書(男)と、社長と仕事関係にあった私(女)と、私の友人(女)。
友人はヴィーガン(動物性のものを一切摂取しない)でお酒も飲まない、私は小麦粉がNG。
食べられないものがあることは、他のお二人には予め伝えていました。
お店も、ヴィーガン対応のお店を私がチョイス。
ただ、それが社長にはつまらなかったようで、食事中に「一方は酒が飲めないわ肉は食えないわ、もう一方は小麦が無理だわ、お前ら何だよ面白くねぇなぁ。」と言われました。
向こうは半分冗談のつもりだったんでしょうけど、言われたこちらはひきつり笑いです。
しかも一応、ビジネス絡みの会食だったにもかかわらず。
別にわがままを言っているわけではありません。
個人の宗教や考え方、体質などで食べられない物があるということ。
それを理解していただけなかったことが残念でした。
これだけグローバル化してきている現代で、その中でも東京という大都会で、しかも日本への旅行客相手にビジネスをしようとしている人が、この感覚で大丈夫かいな! と、本気で心配になってしまいました。
いや、まだ日本はグローバル化していないということなのかな。
そしてもう一つ驚いたのが、社長のグラスにワインがなくなったら、女性に注がせようとする男性秘書。
あの…日本のお酌ですか、これ??
まず基本的にワインは、マナーとして男性が注ぐのじゃありませんでしたっけ?(昔ヨーロッパに行った時、女性はワインを注いじゃダメよ!と習いました。)
しかも、社長に一番近い席の貴方がやればいいのに、なぜ一番遠い席の私にわざわざやらせるの(>_<)
さらにワインのボトルは重く、女の私では片手で持てません~!
と、言いたいのをぐっと我慢。
もう…本当に、、、
この感覚にびっくりだわよーん!
普段、プライベートでは、若い世代や海外出身の人達と過ごすことが多いので、余計にショックを受けてしまうのでしょうね。
そっか、日本はそうだった…と。
こういうのは、やはり、おじさま世代に特に多い気がします。。
国際感覚のなさや男尊女卑を、まだまだ感じます。
その辺は、先進国とは言えませんね。
もうちょっとレベルアップしていきましょう日本!
東京オリンピックも近いのですから。
グローバルな感覚も身につけていきたいですね。