今年71本目の映画。
深田晃司監督『さようなら』

照明が素晴らしい。まるでフェルメールの絵画のよう。
静謐で美しく、光と空気を感じる映画。
時間の流れ方が心地良かったなぁ。


それにしても今時のアンドロイドは性能がすごい。本当に人間のよう。
それで、ふと思い出したことがありました。
そういえば自分も、ちょっと前にアンドロイドを演じていたんだわ!

「ゼロ・アワー 東京ローズ最後のテープ」の凱旋公演の際に、私の演じる役の一つが、人間からアンドロイドに演出変更になりました。
その時に、演出家のやなぎさんが私に求めた"アンドロイド"感というのは、今回の映画に出てくるアンドロイドみたいな感じだったのかもしれない。

あの時は分からなかったけ
れど、今思えばすごくそんな気がします。
もしも公演前にこの映画を観ていたら、また違っていただろうなぁ。
なんてことを思った日曜の朝。

皆さま素敵な連休を♫