【著者】岡崎玲子
【出版】集英社新書・0233A
【価格】
前述の『レイコ@チョート校』の続編。せっかくなので一緒に。
2年目と3年目(最終学年)の留学生活。ただし1年目と大きく異なるのは、2年目の幕開けと同時にアメリカ同時多発テロがあったから。
2年間をひとまとめにしてあり、また時系列がバラバラなので、1作目に比べるとやや読み辛い所もありますが、
そんなことも気にならないくらいに、グイグイ引き込まれます。
「第4章 教育現場キャンパスから見た戦争」の「4 日米の戦争観」は、確かに、と納得。日本における“歴史を学ぶ意味”と、アメリカは“戦争を否定しない国”という、この著者が授業を受けている過程で気付いた“スタンスの違い”こそ、アメリカ・ブッシュ政権(当時)に対する私の違和感に繋がるものであった気がします。
著者は集英社新書のサイトでコラムを書いており(“キャンパス EXPRESS”の方は日付が見当たらないのですが、書き方からするとリアルタイム=留学中の更新だったのでしょうか)併せて読むといっそう楽しめます。
また、前作とは少し違った印象を受けるのは、著者のアメリカへの見方の変化もあるのではないでしょうか。
第3回黒田清記念JCJ新人賞を受賞。