今日は休みにしたぞー。

今日提出の資料も昨日の頑張りで昨日提出できたし。


おかんは東京に行ってていない。

おとんは今日家に友達が来るらしい。

そんな事は小学生の頃以来だと思う。

邪魔しないように、俺は出かけます。


暇をつぶしてもらいにばぁちゃんちに行った。

こっちも暇だけど、あっちも暇だろうと思って耳掻きを買って行った。

これで一人の時も暇をつぶせるでしょう。

最近元気ないみたいで、喜んでくれた。

この後飯食いに行く予定あるんだよねって言ったのに、うどんと焼き魚とチョコと。

出てくる出てくる。

やさしいね。

ほんとやさしいばぁちゃん。


弟が生まれるとき、おかんに変わってずっと俺の相手してくれてた話を楽しそうにしてた。

寒空の中、ずーっとショベルカーが見ていたい俺に付き合ってくれた。

何回もその話聞いてるからオチはわかるよ。

ばぁちゃんそれが原因でかぜひいたんでしょ?

一応最後まで聞くけどさ。

それを楽しそうに話すばぁちゃん。

ソファーの上でクッション蹴って遊んでたのがサッカー好きの原点だね。

ばぁちゃんのおかげで俺はサッカーを始めた。

そう思います。

「ひろくん使ってみなさい」

せっかくプレゼントしたのに、俺だけ使って箱にしまうばぁちゃん。

買ってった耳掻きを大事そうに使わないばぁちゃん。

大事にしてくれるのはすごく嬉しいけど、耳掻きは完全に生活用品だからね。

使ってください。

俺の右耳だけ綺麗になった。

意味なし。

今度は泊まりに行こう。


俺あんまり反抗期というかなんとかいうかそういうのがなかったらしい。

その代わりサッカーにそういうのが出てたみたいだけど。

まぁちょっとはあったんだろうけどさ。

それよりも家族を大事にする人をかっこいいと思う事が多かった。

それを思春期に思ったもんだからちょっと人と違うのかも。

そう言えばばぁちゃん高校の学祭にも来てたな。

ブラジル人の影響が大きい。

あいつら親に楽させようとしてサッカーを始める。

プロになって親に家買うのが目標なんだと。

でかい家買って家族みんなで住む。

いい車にのるより、いい物を食うより、欲しい物がすぐ手に入ることより、何百倍も贅沢な事だなって思って。

かっこよすぎる。

俺もそうなりたいと思った。

結果は伴わなかったけれども、そればっかりは仕方ないよね。

結果は俺が決める事じゃない。


今日はばぁちゃんの笑い声が心地よかった。

笑い声はいいもんだ。

思えばばぁちゃんはいつもかっこいい。

調子こいてる看護婦を論破したり、外面ばっかり気にしてる女を見てくだらないと俺に言ったり。

今の日本に必要なのはこういう人だと思うくらいかっこいい。

これが俺の女の人をかっこいいと思う基準だから、かっこいいと思う事がまったくないんだろうと思う。

今の女の人はそういうのって少ないと思う。

着飾っても、金持ってても、いいとこの子でも、かわいくても。

魅力的に見えることが少ない。

魅力的な人はいるけど、ばぁちゃん見てると日本の女の人は退化してるのかなって思う。

それは男の責任でもあると思うけどね。

片方が悪く見える場合は大抵もう片方も悪い。


ただ、あんな女の人が多くいたんだったら昔の方がいい女がいっぱいいたってことだ。

それは確実に言える。


今度はいつ行こうかな。

明日いってもいいかな。

明日マグカップを買っていこう。

元気でそうなやつを探してから、パソコンもってばぁちゃんちで卒論しようかな。