25歳の夏、、、、、、、、、、、、
僕は季節とは真逆の とても寒い日々を過ごすことになった。
当時、付き合っていた彼女と別れたのだ。
ちなみに交際期間は半年。またしても短い愛だった。
会社では普段通りに振舞っていたつもりだったが
身近にいる同僚には、「いつもと違う」ように見えていたらしい。
同僚たちは、僕を励まそうと飲み会を開いてくれた。
そのメンバーには真由美もいた。
「乾杯!!!!!!!」
「元気出そうぜ」
「よし、女を紹介してやるから」
僕を気遣ってくれる、優しい同僚
だが、なかなか吹っ切れることはできない。
「だちさーん!元気出しましょうよ。」
真由美が言ってきた。
この時には、既に「だちさーん」と呼ばれるようになっていた。
「ありがとう」 皆の言葉に、これしか答えられなかった。
飲み会が終わる頃には、僕はベロンベロンになっていた。
何人かが心配して、僕を家まで送ってくれた。
真由美も心配して付いてきてくれた。
「だちさーん、大丈夫ですか?なにかあったら相談してください」
酔っていたせいか、その言葉が妙にいい言葉に聞こえてしまった。
次の日の朝、メールをチェックすると
「体は大丈夫ですか?
ショックでお酒に頼るのは控えてくださいね
私でよければ相談にのりますし、
なんでも言ってくださいね!!」
真由美からメールが入っていた。
すごく優しい奴だな。初めてそう思った。
その日から、真由美のことを違う目で見るようになった。
実際、真由美も やたらと話しかけてきたし
不思議と距離が縮まっていった。
よく、失恋の相談相手のことを好きになると言うが
まさに、そうだった。典型的なパターンだ。
以前の彼女と別れてから約一年が経った、、、、、、、、
この頃には、真由美と二人でご飯に行ったり
お酒を飲みに行くようになっていた。
僕は完全に真由美のことが好きになっていた。
一方の真由美も僕のことを好きかもしれないという
話を同僚から聞いていた。
一緒にいても気を使うこともなく
一緒にいて楽しかった。
ある時、隅田川の花火大会に行くことになった
僕は甚平 真由美は浴衣を着て行った
花火を見た興奮と なぜかいける気がして
花火大会の帰りに告白をした。
「付き合って欲しい」 わかりやすくシンプルに
「お願いします。」
見事付き合うことができた。とは言え
会社内にバレたくないという気持ちもあって
最初は同僚に内緒で付き合っていた
からかわれたりするのが嫌だったからである。
まあバレるのも時間の問題とはわかっていたものの
まさか一週間で社内に広まり
「おめでとう」の嬉しい嵐が起こった。
同僚たちが、「おめでとう飲み会」を開いてくれた。
芸能人の結婚会見のように
「出会いは?」 「決めては?」などと質問してきた
照れくさいし、皆が周知の事だったので適当に答えた。
その後も、僕は真由美との社内恋愛が続いた。