2,古文書に記載された「古天皇」と「神皇」 

  

 一般に、ざっくり分けると、神々には、肉体を持たない「霊体神」と、密度の薄い高周波波動の肉体を持っ「半霊身神」、肉体を持つ「応身神」がいますが、天皇はこれに対応して「神皇」と「古天皇」と「現人天皇(人間天皇)」に分かれます。

 これは人間社会(意識)の進化の度合いに対応していて、人間の生命体でいうと、アストラル体(深層意識体=魂)→エーテル体(無意識体=霊)→マインド体(意識体=心)に対応します。 

 そこでまず、「上古(超古代)」の天皇から、古文書に登場する名称の一部を紹介すると以下の通りです。 

 上古第一代二十一世天日豊本葦牙気皇主身光大神天皇、上古第二代三十三世造化気万男身光天皇、上古第三代二十四世天日豊黄人皇主身天皇、上古第四代二世天之御中主神身光天皇、上古第五代二十二世天八下王身光天皇、上古第六代二十二世天目降美身光神天皇、上古七代二十一世天相合美身光天皇、上古第八代二十世天八百足日身光天津日嗣天皇、上古第九代二十二世天八十万魂身光天津日嗣天皇、上古第十代二十世高皇産霊身光天津日嗣天皇、上古第十一代一世神皇産霊身光天津日嗣天日天皇、上古十二代十八世宇麻志阿志訶備比古遅身光天津日嗣天皇、上古十三代十九世天之常立男身光天津日嗣天日天皇、上古第十四代二十二世国之常立身光天津日嗣天日天皇、上古第十五代十八世豊雲野根身光天津日嗣天日天皇、上古第十六代十六世宇比地煮身光天津日嗣天皇、上古第十七代十一世角ぐひ身光天津日嗣天日天皇(『ぐひ』の字が変換できません)、上古第十八代一世大斗能地王身光天津日嗣天日天皇、上古第十九代十五世面足日子身光天津日嗣天日天皇、上古第二十代一世惶根王身光天津日嗣天日天皇、上古第二十一代十六世伊邪那岐身光天津日嗣天日天皇、上古第二十二代十一世天疎日向津比売身光天津日嗣天日天皇、上古第二十三代七世天之忍穂耳身光天津日嗣天日天皇、上古第二十四代五世天仁仁杵身光天津日嗣天日天皇、上古第二十五代八世天津彦火火出見身光天津日嗣天日天皇、不合朝第四代玉嚙彦天津日嗣天日天皇、などです。 

 一方、世界十二か国に派遣された「十二皇子」 は、子…日受万根本一位主尊、丑…福来根主尊、寅…戸日開光出尊、卯…東宇産大出彦尊、辰…天立繁辰主命、巳…天下身力己陪利尊、午…天日受午目主尊、未…万色造主尊、申…天方陪猿日主尊、酉…万福酉主尊戌…万宝長居伝主尊、亥…豊受持来主尊、東…久久能智神、西…天之御中主美二神、南…造化氣万男、北…天一天柱主美二神、中…天日豊本葦牙氣皇美二神  

 次に、人類の起源は、およそ二十六万年前のアフリカを起源とする「ホモサピエンス」だと、欧米の人類学者を中心に言われていますが、天皇(スメラミコト)は、「黄金人」であるムーの王族(カタカムナ人)の眷族を、「黄人」「白人」「青人」「赤人」「黒人」の「五色人(いろひと)」に分け、世界各地の王族としてそれぞれの方面に派遣します。 

 このうちの主なものについて述べると、古代支那には「盤古」と呼ばれる「黄人」を、沿海州を経て崑崙、そしてメソポタミアに至ったのが「シュメール人(ウバイド人)」と呼ばれる「黄人」、中東北アフリカ方面には「壇族(後のユダヤ人)」と呼ばれる「赤人」を送ります。 

 この「壇族」というユダヤ十支族のなかの「ハタ族」は、故郷の日本を目指して中央アジアを東遷する際、シュメール人との混血を果たし後の秦氏、そして秦の始皇帝となり、朝鮮半島では「壇家」を名乗ります。

 ちなみに、シュメール文明の研究家でユダヤ人のゼカリア・シッチンは、3600年周期の楕円軌道で地球に接近してくる惑星二ビルの存在を、シュメールで唯一の文献とされる「ギルガメシュ叙述詩が書かれた粘土板から解明。さらには核戦争で荒廃した二ビルの再生に、空中散布用の大量の砂金が必要だったため、アヌンナキと呼ばれる二ビル人たちは一部のユダヤ人やシュメール人に遺伝子操作を加え、今日の国際金融資本家に繋がる”金融人種”を創造、地球上にある黄金の採集にあたらせたといいます。

 ところで、ペルシャ湾から海路で帰還(里帰り)してきたシュメール人は鹿児島県、和歌山県に達し、ユーラシア大陸を陸路から帰還したシュメール人は北部九州や山口県西部にたどり着き、後者からは「磐余彦(後の神武天皇)」を輩出したため、大和王朝以降の日本皇室との繋がりが深いといわれています。

 以上がシュメール人やユダヤ人は原初日本人であるカタカムナ人の分流であり、故郷の日本を目指し、渡来(里帰り)した理由です。 

 これらの事実は近年発展が著しい遺伝子研究でも裏付けられており、日本人の四十五%に見られ、中韓人には見られない「YAP(-)ハプロD系遺伝子」は、世界中に分散した古代ユダヤ十支族とその末裔のチベット人(J系)や中南米のインディオ(Q系)、西ヨーロッパのスコットランド人(R系)などと同類であると科学的に認定されています。

 

 

 さて、これから先の内容は、出版物として発刊する予定ですのでそれまでの間、しばらくお待ちいただきたい。なぜ今回、急遽出版を決意した理由は、2025年~2026年あたりにおいて、人類にとってその存亡にかかわるカタストロフィ(大破局)が近づいているからです。昨今の連日の猛暑を見ればわかる通り、もはや「SDGs」や「カーボン・ニュートラル」などでは地球温暖化を鎮めることは時間的に不可能で、熱帯化した北半球と寒冷化した南半球を入れ替える「地軸の南北反転(180°ポールシフト)」と「ムー大陸の浮上」をやるしかないからです。そしてなによりも重要なのは「これまでの政治的対立を乗り越え、人類が一丸となる」ことです。この計画を理解するために私は、カタカムナ哲学をヒントに量子物理学や電磁気物理学を学んできました。その具体的方法やメカニズムは拙著に譲るとして、一言だけいうと「HAARP]と「CERN」が関わっています(カタカムナ最終計画)