韓国・済州(チェジュ)島沖の朝焼けです。

 

前日に福岡港を出航したフランス船「ル・ジャック・カルティエ号」は進路を西に定め、一路韓国へ🇰🇷

 

と言いますのも、外国船籍の船が日本周遊をする際は、まず必ず一度海外に出国して、その後あらためて日本に入国しなければならないという規定があるそうで、クルーズ2日目は済州島に寄港しました。

 

 

 

 

韓国最南端に位置する済州島は、180万年前から火山活動が始まった、まさしく火山の島。「済州の火山島と溶岩洞窟群」として2007年に世界遺産にも登録されています。

 

観光名所である長さ30メートルの奇岩「竜頭岩(ドラゴンロック)」も、約200年前に漢拏山(ハルラサン)の溶岩が噴出してできたそうです。

 

たしかに竜が頭をもたげて海から這い上がろうとしているように見えますが、こうした海岸線だけでなく島全体が溶岩様の岩質で形成されていて、島を巡っているとハワイ島を彷彿とさせます。

 

 

 

 

また気候も暖流の対馬海流が流れているため、韓国本土とはかなり違い温暖で、いかにもリゾートといった雰囲気。

 

日本と同じように、伝統的に海女さんが素潜りしてアワビやサザエ、ウニなどを獲るそうで、韓国唯一のみかんの産地でもあります。

 

みかんが何処でも栽培されている日本人にとっては正直ありがたみにいささか欠けるのですが😅、お土産物もみかん餅にみかんケーキ、みかんチョコレートと、とにかく蜜柑のオンパレード🍊

 

特に東門市場で飲んだ搾りたての蜜柑ジュースは、酸味と甘みのバランスが良く大変濃くがあり、純朴で情に厚いチェジュの人たちと通底するようで、とっても美味しかったです👍