板を麻紐で吊るすだけで作れる、ヴァイキング棚の作り方をご紹介します。




スウェーデンのヴァイキング村でよく見かけた吊り棚を作ってみました。


一見不安定そうに見えますが、実際はそれほどグラグラせず普通に使えます。物を乗せて重くなるほど安定していくのでおもしろい。


簡単に作れて、自宅をヴァイキングハウスにできるおすすめの棚です。



【作り方】

1  板を好みの長さにカットします。今回は杉材の180mm幅12mm厚を使用しました。幅や厚みや枚数はお好みで良いと思います。少し重いですが、以前はSPF材の19mm厚でもうまくいきました。



2  端から25mmの所に、鉛筆で印を付けます。板はお好みでヤスリがけを行ってください。




3  ドリルで4隅に穴をあけます。穴のサイズは使う麻紐の径に合わせて。今回は6mmの麻紐を使うので、6mmの穴をあけました。ぴったりの方がこの後の調整がやりやすいように思います。



4  板の後側の穴に麻紐を通して、結び目を作っていきます。最上段から始めて、長さを測りながら下の段へ。最上段側の麻紐は余裕をみて残しておいてください。先端にはセロテープを巻いておくと、スムーズに穴に通せます。


両側を同じように行います。




5  良い所で結んで輪を作り、前側の穴に通したら、実際に壁にぶら下げてみて直角を出します。ズレないように注意しながら位置を決めて、前側の穴の下に結び目を作っていきます。


壁に打つのは、ピン3本で留めるボード用のフックなどが目立たずに良いかもしれません。ホームセンターで購入できます。



6  上から下の板へ、直角をだしながら段々と結び目を作っていきます。反対側も同じように行います。



7  紐の端を適度な所で切ったら完成です。使用材料と道具を記しましたので、ご参考にしてください。


【材料】

・板(今回は杉材の180mm幅12mm厚を使用。SPF材の19mm厚でも)

・麻紐(Φ5〜6mmくらい。お好みで)

・壁に吊るすフックなど


【道具】

・ノコギリ

・5〜6mmくらいの穴あけドリル(サイズは紐の径による。電動でも手動でも)

・ハサミ

・セロテープ


※掲載している内容(材料、作り方、保存期限など)はあくまで参考情報であり、品質や安全を保証するものではありません。安全によくご注意の上、ご自身のご判断でお楽しみください。

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【ヴァイキングマーケット】

ヴァイキング時代を再現した、革物、アクセサリー、キャンプ道具、グラスなど、ヴァイキングの手作り作品と輸入品を販売しています。

Viking Market ヴァイキングマーケット powered by BASE故郷の特産品を船に積み込み、海を越えて旅をする。ヴァイキングの生活の一部として行われていた交易。人々が行き交う地には、テントが並び市場ができて賑いました。“ヴァイキングマーケット”は、ヴァイキング時代の再現者による手作りの品々が揃う、現代によみがえった交易市場です。その他にもヴァイキング博物館のミュージアムショップに並んでいるような品々を輸入販売しています。…リンクmarket.japanvikings.com


【日本ヴァイキング協会WEBサイト】

日本ヴァイキング協会1000年前の北欧の民族ヴァイキング。彼らの時代を体感できる場作りを日本で行っています。野外で火を囲んで再現する当時の暮らし。かつての工夫や気持ちに気付く出土品を元にした物作り。再現活動には、元気で楽しく生きられるたくさんの発見があります。リンクjapanvikings.com