以前竹富島のことは記事にしましたが、
これから夏に向けて、沖縄の離島に行かれる方も
いらっしゃるかもしれないので、
私の体験談をご紹介します。

羽田から那覇空港へ
。そこから乗り換えて、
一時間程のフライトで石垣島空港へ到着しました。
今回の目的は竹富島の撮影。
3泊4日の予定で、石垣島からフェリーで向かいます
。所用時間20分ほどで到着しました。
とにかく海が、蒼い、、。
どこまでも青い空と青い海。
テンションは上がっていきます。
(画像は動画の切り出しです。)

午後の到着だったので、
宿泊先に荷物を置き、
西桟橋に向かいました。
夕日ポイントとして有名な場所です。
2005年に登録文化財に指定されています。

日は傾き始めてましたが、
コンドイビーチを早くみたかったので、
急ぎ足で向かいます。

牛がいます。(見えづらくてすみません)

30分ほどで到着。

コンドイビーチは遠浅で有名です。
その時間帯はまだ引き潮で、
かなり遠くまで歩いて行けます。
八重島に落ちる夕日をなんとか撮ろうと、
どんどん進んで行きます。
撮影している時って、
時間が経つの早いですよね。
気づいたら岸からかなり離れたところで
三脚を立てていました。
(その時の画像)

この日は曇っていて、
なかなか夕日が撮れず、
少し悔しい気持ちで後ろを振り返りました。
え.........。
一瞬状況が把握できませんでした。。
夕日とは反対方向は、既に真っ暗で、
私のいる場所を残して、
対岸まで水がいっぱいでした。
その距離およそ50m。
直観的にまずい、、と思いました。
両手には機材を持っています。
昼間とは全く違う海の顔。
流れが速くなっています。
一瞬、ここに留まって朝を待とうか、
などとのんきな自分もいました。
今考えると恐ろしいのですが、、。
対岸まで進む上で、
深さが読めない、でも進むしかない、
とにかくカメラと三脚を頭上に上げ、
ゆっくりと急な流れに足を踏み入れました。
海水が胸までつかり、
流されながらも対岸にたどり着きました。
たどり着いた時には、もうすでに真っ暗。
とにかく助かった。。と思い、民宿に帰りました。

帰ってから、宿主にそのことを話すと、
あなたはラッキーだと言われました。
実は満潮の時間を知らずに
遊びに来る観光客がそのまま行方不明に
なることがけっこうあるそうです。
3日前にも、女子高生の荷物だけ発見されたとか。
看板でも立てておくべきなんだけど、
と仰っていました。
その話を聴いてから、
恐ろしさがこみ上げてきました。
あと、数分遅かったら、、
宿主曰く、
赤ちゃんがハイハイするスピードで
潮は満ちていき、
気づいた時には流れが急で戻って来れない。
そういうことが多いんだそうです。
赤ちゃんがハイハイするスピードで。
次の日のコンドイビーチはとても美しく、
昨夜の出来事が嘘みたいでした。
自然は美しい、ただ自然をなめてはいけない。
そう思わされた一日でした。
昼のコンドイビーチ
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