～不思議な体験・その⑩～

　前回の続きでございまするぅ～………。
…ということで引き続き‘予知夢‘についてのお話し。

僕は２度、「これは確実に予知入った夢だ！」と断言できるものがあります。前回は自分自身が骨折する予知夢についてでしたが、今回のはいきなり世界規模の予知夢でございます。

これまた昔の職場だった某男子高校に在職中に見た予知夢なのですが………
夢の内容はと言うと……まず宇宙飛行士が数人夢に登場し、何かの訓練をしたり、笑顔で会話をしているシーンが見えたのです。そしてそのメンバーの中に日系の飛行士、女性飛行士などがいることが確認できました。…そしていよいよ飛行士達はシャトルに乗り込み打ち上げが開始！、そして次の瞬間にはシャトルがロケットごと爆発を起こし落下していくシーンが…………。
　　　　　　　　　　
…夢はそこで終わりましたが、あまりにも生々しかったので僕はしっかり記憶していました。
そして数日たったある授業の終了近くで、少し時間が余ったのでこの夢の話しを生徒達に話したのです（この時点ではシャトルの打ち上げまでまだ何か月もあったと記憶しています）。

話しを聞いた生徒達の反応といったら、そら、もう、完全に頭のイカれた人扱い………。
「先生！病院ですぜぇ～、病院っ！！」とか……
「カウンセラーは木曜日に保健室に居ますよ」とか……
みんな半笑い状態でまったく相手にせずという感でした（…普通そーだわなぁ～）。
他にも数人の親しい同僚に話しをしましたが全否定！！。

そんなこんなで月日が流れシャトルの打ち上げが間近に迫った（記憶では２～３日前ぐらい）ある日のニュースでのこと。今回打ち上げられるスペースシャトル・チャレンジャーの日程・目的・搭乗員などを軽く特集していたのを見て愕然！！。
何と言っても一番驚いたのはシャトルの搭乗員に日系の飛行士（エリソン・オニヅカ氏）や教師で女性飛行士の乗組員（クリスタ・マコーリフ）がいることでした。
…もちろん僕が夢で見た時点で、これらの情報は頭のどこにもなく、それゆえムチャクチャ驚いたのでした。

そして運命の打ち上げの日、１９８６年・１月２８日！シャトルは打ち上げられていくらも経たないうちに大西洋上空で爆発・炎上、そのまま空中分解しながら海面へと落下していきました。
このニュースが学校内で知れるや否や、僕の話しを聞いていた学生達は真剣な面持ちで、「先生！マジヤバですよ！！」「あっ、当たりましたね～」てな具合で変な尊敬の眼差し………またこの話しをしていた同僚の先生数人も以前とは違う意味で危ない奴という認識で接して来るよーになりました。

…正直、後でチョッぴり後悔しました。
「あぁ～……他人に話すんじゃなかったと…………」

この夢にも第三者の、それも今回のケースは数百人単位の証言者がいるので一応、僕の単なる妄想・幻想ではないことは実証されている訳で………‘予知夢‘と断言してもいいんじゃないかと思っています。

ホント、不思議なこともあるもんだとしか言いようがない僕のお話し…
信じるか、信じないかは、あなた次第です！。
（ホントのホントなんだからぁーー、信じてくれぇーーーー）