最近、ドタバタしてしまっていたため、ロクにこのブログの更新が出来ていなかった。

昨日も、あわてて、ブログの更新記事を(コーヒーショップかどこかで)書こうとしていたら、途中まで書いたものを保存できないままに、PCが暴走してしまった。

(こういう、おかしなことをしてしまうことが多くなってきた。今の団地の管理組合の仕事が、まもなく任期終了したら関連機器を買い換えるかどうか判断するつもりだ。

こんなことも、たしか、何日か前にも書いたーような気もしている。)

 

『つばさの党』という妙な連中が、先の補選の一つ、『東京15区』の選挙戦の最中に、他候補の選挙活動を妨害したという容疑で、17日に3人が逮捕されている。

 

内容を見ると、『いかにも』といった事をやらかしている。

どういうわけか(一番、話題性が高いと見たか)、乙武洋匡氏とそれを応援していた小池百合子知事に対して、最も派手に『嫌がらせ』パフォーマンスを繰り返していた。

 

だが、それだけでなく、飯山陽、酒井菜摘などその他の陣営に対しても、嫌がらせ、大音響、『質問?』攻撃を行っていた模様である。

 

もしかしたら、やっている方は、『この程度、やっても許されるはずだ』『自由な表現活動である』等(勝手な)理屈立てで、エンジョイしながらやっていたのかもしれない。

(それに、こうしたことをやると知名度があがり、この種の活動が好きな資産家等が、資金を投じてくれるといったことも、あるのかもしれない。これは想像で、言っているだけだが…。)

 

 

しかし、逮捕された人々の経歴とか主張しているらしきことなど、見ていくだけで、嫌な感じが拡大していくのも事実である。

 

 

そもそも、この『つばさの党』という政治団体の旧名は『オリーブの木』だという。『オリーブの木』は、2019年5月20日に、小林興起、黒川敦彦らによって結成された(らしい)。

 

たしか、この当時、天木直人(元駐レバノン日本大使、イラク戦争当時、外務省の政策と指示に反対し抵抗して『解雇』されたと報道されていた)氏も、呼びかけ人の筆頭に近い位置に名前を連ねていたと記憶する。

 

正直言って、天木直人氏というのは、『スタンドプレー』が多そうな印象の、『非組織的な人物』であり、私はあまり好きなタイプではない。

(お前も、同じようなことをやってきたではないか、と批判する人もいるかもしれないが…。)

 

(これは2016年5月という、昔の「神奈川新聞」の記事

からである。「国民怒りの声」の動向を伝えるものは、この

程度しかないようだ。)

 

私は、一時期、憲法学者の小林節氏が自民党の『憲法改正論』あるいは当時の安倍首相の『集団的安全保障論』に反対して、(もともとが学者なので、生の政治とか運動とかについては、全くうといタイプであるはずなのに)2016年7月の参院選に向けて、『運動に踏み出そう』とした時、これに心を動かしていたのも事実である。

 

このころ、(私自身も)少し頭に『血が上ってしまった』のかもしれないのだが…、小林節という人が、どういう人なのか、あるいはそれと共に戦うという人たちが、どんな人たちなのかという見定めもしないままに、この動きに期待を寄せて、各地の集会や講演会などにわざわざ出かけたことも何度かあった。

 

これに関しては、もし『リブログ』できるような昔の記事があれば、『恥をさらす』ような気もするが、二、三日の紹介するつもりである。

(仮に、そのような『リブログ』がなされなければ、適当な『昔の記事』が見つからなかったものと考えていただきたい。)→その後、見つけ出したものを「リブログ」した。

 

私が、ここに書いていることは、つまり、私自身も、小林興起氏とか、小林節氏、あるいは天木直人氏らの名前が入っているような『呼びかけ』『運動』に期待をした瞬間もあったということである。

 

だが、今回、『つばさの党』がやらかしたというような行動、あるいは彼らが、それを正当化するために行っている主張、そしてこうした行動全体に漂う雰囲気、それらに対しては全く共感することは出来ない。

 

むしろ、これを見ていると、かつて、ナチスが『左翼勢力』(ひいては、反ナチスの人々)に対して攻撃を加えるために、自らの活動家の一部に対して、(共産党のふりをして)国会に対して放火するようなことをやらせたという『事件』のことを思い出す。

 

『つばさの党』の活動も、むしろ、選挙活動の自由に対して『規制を加えるため』に、意図的に『弾圧』を引き出そうとして、おかしな挑発を繰り返しているような側面もあるのではないかと推測する。

(つづく)