3日に投開票が行われた、アメリカの中間選挙。
あっという間に、勝敗が決したのには、びっくりした。
下院、上院ともに、民主党が多数派を獲得し、共和党は大敗北を喫した。
どうやら、アメリカの時間でも、投票日翌日(4日)の深夜12時過ぎにか、遅くとも夜中の1時過ぎには、『上下両院で、民主党が勝利』という態勢が判明していたらしい。
特に、テキサス州などで、上下両院だけでなく、州知事選でも民主党が勝利という、『完勝』を遂げたらしく、信じられないような気もする。
(01)民主党勝利を伝えるニュース
『選挙』というのは、やはり、『勢い』というものが大事で、アメリカでは時差があって、早い時間に投票が終了し、開票が続いている地域の『開票動向』あるいは『出口調査』みたいな結果が、次々と報道されているなかを、中部や西部の地域では投票していくのであろう。
そういう場合、後に投票する地域では、『より勢いに乗りやすい』ということは、やはり、あるのではなかろうか。
それに今回の結果は、いかに、『トランプ大統領のふるまい』が多くのアメリカ国民に、『嫌われているか』『うんざり感を持って、見られているか』を明らかにしたように思う。
トランプ自身は、ここまで負けるとは思っていなかったのだろうが、実際は、いわゆる『MAGA』派とか、これまでトランプ陣営に投票してきた人々の間でも、『トランプ関税』によって、自分自身の商売とか、生活にとって、『良いこと』がなかったり、『戦争をやらない』と言っていたくせに、『弾丸が不足して、戦争が円滑に続けられない』くらい、『新たな戦争をおっぱじめてしまったり』、トランプが言ってきたことと、やっていることとの矛盾、そして『自己陶酔的な演説』ばかり行っていることに対するフラストレーションは、『トランプ支持者であった人たちの間』にも急速に広がっていたことを、示しているように思う。
その結果、トランプ陣営は、テキサスでも負けたし、また、バンス副大統領に出身地であったはずの、オハイオ州でも敗北した。
だが、今後、どうなるかは、予断を許さない。
トランプというのは、『反省』などすることのない人物のようだし、『最後に勝てば、それまでの負けは取り返せる』というような発想で、『不動産事業』を中心にして財をなしてきた人間でもある。
彼は、死ぬまで、あるいは少なくとも、次の大統領選において、『トランプ路線の後継者』であるはずの政治家が、『大敗する』か、『すべての有力政治家が、トランプを歴史の記憶から消し去ろうというような人物ばかりになる』までは、『復讐心』を抱えて、『不屈』かつ『無反省』に戦い続けるだろうというような気がする。
(もっとも、本当の彼自身の『性格』から言うと)実際は、『自分のやるべきことについて<信念>も<確信>も、持ちえない<空っぽの人物>』のような気がしないこともない。
そうであれば、どこかのタイミングで、急に『悪霊』にとりつかれていたのが、それが『立ち去り』、『一挙に、老けてしまって、90歳くらいの老人の状態』になってしまうことも考えられなくもない。
だが、それは、単なる私の願望に過ぎない可能性のほうが大だろう。
だから、彼は、『あらゆる手段』を尽くして戦い続けるという予測をもったほうが、良さそうな気がする。
それに、今夜、『トランプが負けたこと』で喝采を叫んでいる人たちも、実際はその立場は多様である。
特に、『民主党』は内部がバラバラで、なかには、あの『バイデン元大統領夫妻』のように、政治家生活の中で、『上流階級の一員』に上り詰めた自分たちが、『エリート』また『インテリ?の一員』として、『豊かな生活をエンジョイするのは当然だと考えて、そもそも、どうして『トランプが、一時期、人気を博したのか』がいまだに理解できない人たちもいるようである。
もしかしたら、『おおかたの共和党員』よりも、『今回のトランプ敗北の要因』を理解できていないような、『民主党の政治家たち』もいまだにいるのかもしれない。
そうしたことを考えると、今回の『共和党』の敗北は、やはり、『地方選挙特有』のさまざまな事情が、積み重なって『出された結果』であるのかもしれない。
まだまだ、『トランプ政治は終わった』と思って、『万歳』を叫ぶのは、早すぎるような気もする。
(それに、日本の政治状況は、むしろ『アメリカより、はるかに悪い』という気もする。
つい、この間まで、『トランプ大統領』を『トランプ』などと呼び捨てするのは、『大変、失礼なことであり、そのような言い方はすべきでない』というような、妙な風潮が、日本国内でどんどん拡大していたのは、『事実』なのだから……。)
でも、私の本音は、トランプに対して、『ザマーミロ』と叫びたいということもまた、事実である。
(いつまでも、『独裁者のように君臨し続けられると思うなよ』、『選挙制度』のない国であれば、トランプのような人物など、とっくに、『逆さ吊り』にされていたとしても、全くおかしくないのだから…。)





