だいぶ、中断してしまったので、もう大阪旅行について書くのをやめたか、と思われている人もいるかもしれない。

(月曜日は他の要件があり、また昨日は、このところたまった疲労が出てしまったせいもあって、『大阪旅行』の記事を中断してしまったが、まだまだ、ノロノロだが書いて行く予定だ。)

 

ようやく二日目のことを書き始めよう(たった四日ばかり行っただけなのに、とんだ騒ぎである)。

 

二日目と三日目が、今回の旅行で最も動き回った日だった。

回ったのは、『船場センタービル』→『大阪城公園』→『通天閣』→『道頓堀』といったところ。

 

そう言えば、初日に結局、どこで何を食べたのかについて書かなかったという記憶がする。

旅行の記録をきちんと付けていなかったもので、一週間もたつと結構、記憶が薄れてしまっている。

写真を撮るのも、デジカメも持っていくことは持って行ったのだが、乾電池とか記憶媒体などきちんと準備しないで出掛けたもので、もっぱらスマホで写真を撮ったのがメインだった。

 

こちらも、写真のデータを、外部のサーバーに蓄積する仕掛けについて、キチンと勉強しようとしないままなので、何となく、撮る写真の枚数を制限しようとする方向にばかり、インセンティブが作用してしまい、その結果、気が付いてみるとほとんど写真を残していなかった。

 

初日は、結局、阪急百貨店(阪神百貨店)のレストラン街に入っていた『道頓堀今井』の店で大阪うどんを食べた。

(カミさんは、このうどん屋さんがおいしいと、大阪で暮らしたこともある知人から聞いたらしかった。この百貨店は梅田にあるのだが、梅田で『道頓堀今井』のうどんを食べるのも妙な気がするが、というのは、『道頓堀今井』のうどんであるなら、むしろ道頓堀の店で食べれば良さそうな気もするので…。

もっとも、カミさんは、『道頓堀』というのが地名で、しかも梅田から近いということも、よく知らなかったみたいである。

 

もう少し付け加えると、梅田には、阪急百貨店と阪神百貨店が隣接してあるのだが、この二つの百貨店は、共通の持ち株会社を設立して、経営統合の方向にある。それで、両百貨店で、いろんな売り場などを整理・統合を目指しているようで、その結果、どこに何があるのか、ごちゃごちゃしてわかりにくかった。

しかも、阪神タイガースが昨年、優勝したために、阪神百貨店のほうも、『統合』に抵抗するエネルギーが高まっているのか、さらに売り場の位置などが、混とんとしていた。)

 

ここでは、カミさんは、きつねうどん(何かライスがセットでついていた気がする)を食べ、私は鍋焼きうどんを食べた。

 

ようやくスマホの中から見つけた写真がこれら。

食べ散らかしたような写真で失礼。

 

ところで鍋焼きうどんのほうだが、私が、どちらかというと『猫舌』っぽいところがあるせいか、食べながら、少し『違和感』を感じてしまった。

 

というのは、関西のうどんの味というのに対して、私のなかで何となく、イメージがあったのだけど、それから外れていて、『薄口』なことは『薄口』なのだろうけど、妙に脂ぎっているという感じを受けた。

(実は、これは、先月、長崎駅の構内の『名店街』みたいなところで食べた、『あご出汁』のうどんの味とも似ていた。『あご出汁』というのは、今や、全国的に流行っているようだが、『あご』すなわち『トビウオ』からとった出汁のことらしい。

私自身は、よく知らなかったのだが、後で確認してみると我が家のある『たまプラーザ』駅前の『東急百貨店』の地下食品売り場に出店している、いろんな店が『あご出汁』の調味料などを販売していた。)

 

また、うどん自体も、『あまり腰がない』感じで、ちょっとどうかなという印象を持ってしまった。

(これは、関西風のうどんの一つのスタイルであって、何ら問題はないらしいのだけど。)

 

他方カミさんの『きつねうどん』のほうは、イメージ通りだったようで、『おいしい』と言いながら食べていた(私も少しだけもらって食べた)。

 

この店では、50代か60代にさしかかったサラリーマンのような感じの男性が一人でポツンと席についていたのだが、どうやら、一人で酒を飲みたくて来たようで、『これからビール、そして燗酒を頼むつもりだが、酒のつまみになるようなものはないのか?』と少し一人で騒ぎ気味であった。

 

実は、この店にはこうした品はあまり置いてないのだが…。

傍から見ていると、何となく、気の毒な感じのたたずまいであった。

 

工夫をすれば、『酒のさかな』にならないこともないような品が、幾つかあったような気がした。

しかし、この店としては、いつまでもクダをまくような客は、あなり歓迎したくないようで、素っ気ない対応をしていた。

 

実際、その近くに、一人でやってきた女性(やや若い人)がいたのだが、その人など、『こんな、おじさん臭い客がいる店なのか…』とあまり歓迎ムードではないようなオーラを発していた。

(実は、私は翌日も、別の店で、このように『あまり歓迎されていないらしいおじさん客』のサンプルを見かけることになった。)

 

(この店自体のことを私自身で撮った写真が見当たらないので、ガイドブックの写真を代わりに載せておく。ただし、これは道頓掘の店を紹介しているもの。)

 

私は、この『鍋焼きうどん』だけでは、『大阪で食べている』という実感が抱けず、どこか他の所でカミさんともども、『たこ焼き』でも食べようかと思ったが、適当な店がうまくみつからなかった。

(たこ焼きを販売している店は、やたらにあるのだけど…。)

 

ホテルの周辺、あるいはコンビなどでも、『たこ焼き』など売っているのではと期待して帰途についたが、探してみると、意外と売っていなかった。

(やはり、『たこ焼き』は専門店で、という考え方なのだろうか…。)

 

やや中途半端になってしまったが、いちおうここで、今回の記事を終えておく。

(つづく)