本日(8日)は、私が横浜市のワクチン接種(1回目)を申し込んだ予約日だった。
昨夜、早く寝ようと思ったのだが、結局、夜遅くまで雑誌などを読んでいたら、ますます目がさえてきた。

あまり、睡眠をとっていないままに、『ゴミ出し』その他のために起き出した。

ベランダの『プランター類』などを見ていると、ますます目がさえる。


オクラの花が咲いているのを見つける(前から、いくつか咲いていたが…)。
この花は、夕方には落ちてしまう。そして、その後に実が出来る。


『ゴミ出し』をした後に、『ワクチン接種の予診票』で最終的に記入していなかったものに記入を始める。

この箇所など、どう記入すれば良いのか迷う。
というのは、私は、『前立腺癌』(摘出済み)などの病気はあるが、それは薬などはもらっておらず、ただ、年1回くらいのペースでPSA検査というのを受けているだけである。
これなど、どう書けば良いのか迷う。

『えいやっ』とばかりに書いて、本日、会場に持って行ったが、(案の定?)記入の仕方が違っていたようだ。


ともかく、計画していたよりも早い時間に起きてしまって、かなりの寝不足で会場に向かうことになった。


本日、予約した『集団接種会場』のそばで。
私が住んでいる横浜市青葉区の区役所の隣の場所である。



なお、途中でこんなところもある。



これは、以前、ベランダでバラを植えていたこともあった(カミさんの好みの花だ)ので、目が向いてしまった。
そして、ついでに『前立腺癌』の手術を受けた病院のそばにも、ちょっとした公園のような場所があったと思い出す。


指定会場の入り口近くになって、こんな表示を見つける。
『30分前うんぬん』と書いてあるが、そんなことは、事前の『配布書類』に書いてあっただろうか?

私は、15分前に入れば良いのだろうと思っていた。
ここで、少し調子が狂う。


この時点で、駅(田園都市線の『市が尾駅』)から会場に向かっている人はほとんど見かけない。
たしか、案内の書類には、『会場へは公共交通機関を利用すること』などと書いてあったのにおかしいな?とは思ったのだが…。

結局、指定時間の10分くらい前に会場についたのだけど、既に中には大勢人がいたようだ。
ここから先は、(会場内で、当然、写真撮影は禁じられているし)メモしか取っていないが、かなりややこしい。

全部で、1時間弱くらいかかったのだが、合計、5回も着席して『待機』することを求められた。

(考えてみると、この全体の流れについて、どこでも説明がなかったような気がする。

それとも、どこかに掲示とかされていたのだろうか?)



1回目は、待合室に入る前の待機場所。
2回目は、『受付書類チェック』の順番が来るまでの待機場所。
(1と2は、結構、離れていて何人かまとめて、案内されて連れていかれる。途中で動線が他の人の列と交差したりする。)
その後、『受付書類チェック』がある。
ここで、先ほどの『予診票』も見せたが、担当者(女性)はやたらに謝るタイプの人で、『わかりにくくて、すみません』『間違える人が多いです』などという。

3回目は、今度は青葉公会堂の中に入れられる(ここは、少々、階段の段差があって、やや危ない感じがする。もっとも公会堂とか演劇や音楽の会場になっている場所は、もっと階段差の激しいところもあるだろう。ここは、比較的マシなほうだと思う)。
ここで、いよいよ本格的な『受診会場』と言う雰囲気が漂ってくる。
(なお、2回目の待機ののちは、『青葉公会堂』でなく『青葉スポーツセンター』に振り向けられる人もいたようだ。)

ここで最初は、『予診票』について受付である。
先ほど、最初に行われたのは、『事務的なチェック』でここでは、いよいよ看護師か何かの資格を持つ人が対応しているようだ。

もっとも、ここは極めて、『機械的対応』のタイプの人(ここも女性)であって、何か『問題点を聞き出す』という雰囲気の人ではなかった。
(いちおう、それでも私は、少し聞いてみた。恐らく、『予診票対応』の誰にあたるかで、かなり対応は異なっているのだろう。

そして、大勢処理するタイプの人が評価?されている可能性もある。)

その次は、(この間も、また少し待たされるのだが)いよいよワクチン接種である。
これはあれよあれよという間に終わってしまった。
『本当に打ったの?』というレベルである。

おそらく、『生理食塩水?』か何か(あるいはほとんど空の注射を)打たれてもわからないという気がする。
何より、極めて短時間だった。
(おまけに誰が打ったのか、よくわからなかった、最後に顔を見たら、向こうもマスクをしていたが、やはり女性のような感じだった。)

その後、最後は、『接種後、最低15分間は待機する』という場所である。
ここになって、いろいろ、係員に『質問がある人』が出てきた。


その人は結局、席をたって話をしに行って、その後、また戻ってきた。
(聞くともなく聞いていたら、『(二重に予約しているのがあるのか)予約キャンセルの方法』とか、『摂取した後に具合が悪くなったら、どこに連絡すれば良いのか』とか、『今夜は風呂に入って良いのか』とかいろいろ聞いていた。
その他、質問をしている人もいた。いずれも、本来はもっと前の段階で質問すべきような内容だという気がした。)


たしかに、このまるでベルトコンベアーのような『流れのシステム』に乗せられてしまうと、どこで、何を理解すればよいのか、質問があった場合は、どこで質問をすれば良いのか、がよくわからない。


それから、これが接種直後に渡された紙切れである。

(この段階で『血管迷走神経反射』などと言われても困る人も大いに、違いないだろう。)



役所のシステムということでいえば、それなりに出来上がったシステムであるとは思う。
しかし、人間の理解能力(同じ文章を見ても、どう感じるかなど)はさまざまである。

これは、そんなに良いシステムのような気がしない。
また、今回、ものすごく多数の人間が関わっていて、しかも人の動線が相当、入り乱れているのが気になる。

このようなやり方であれば、報道されているような『ミス』が起こるのも、『無理もない』気がする。
また、仮にワクチンを接種すると『具合が悪くなりそうな人』(つまり、既に何らかの疾患を抱えている人)などは安易に、この『ベルトコンベアー・システム』に乗せて良いのかという心配もある。

恐らく一番良いのは、『かかりつけ医』による『ていねいな予診』を受けた後に、そこで、個別に接種を受けるという流れであろう。
しかし、『かかりつけ医』という言葉を当たり前のように政府は使っているが、日本に果たして本当に、『かかりつけ医』のシステムなど成立しているのか、かなり疑問である。

ともかく、本日の『第一回接種』は終えてしまった。
さて、明日に何らかの『副反応』が出てくるのだろうか?
(まあ、二回目のほうがありうるのかもしれないが…。)
特に、女性の人などが『心配をする』のは、実際に副反応等の比率が高い以上、無理からぬことと思う。