私は、パソコン自体は1980年代から使用しているのだけど、コンピュータのハードとかソフトについては、相変わらず『疎い』というのが正直なところだ。

もともと、そういうのは、(極端に言うと)『どうでも良くて…』要は、『利用できれば良い』と考えてきた。
(初期のころは、『パソコン通信』に熱中することもあった。)

しかも、ここ10年くらい自身の高齢化(何せ、既に70歳代だ)に突入したこともあって、以前よりもさらに、『コンピュータ関係』の知識が貧弱になっている。
(iPadとか、簡単に使える機器がいろいろ出てきたせいで、さらに、『ブラックボックス化』が進んでいるような気もする。)

ところが、この度、(住んでいる)団地の『自治会』と称するものの当番が回ってきた。
しかも、くじ運が悪くて、日常的な仕事も多少、(上乗せして)担当することになってしまった。

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そこで、この左側の本を購入し、『Microsoft365』という『Office』ソフトのサブスクリプション・サービスを導入せざるを得なくなった。
(これは、毎月幾らか払って、いわゆる『Office』ソフトの利用権を購入するというサービスだ。)

私は、これまで(比較的)安価な、Kingsoftの互換ソフトを利用していた。
ところが、自治会の会計資料等は、『WORD』や『EXCEL』を利用して作成されているようで、それの自動集計などを行うためにも、Kingsoftではうまく動かない恐れがあった(実際、もらったデータを、Kingsoftが常駐しているパソコンで、集計等しようと思っても、引っかかってしまうような感触があった)。

それで、(泣く泣く)このサービスを導入した次第。
(まあ、他の人々と共同作業を行うためには、ある程度、『協調性』を発揮することも必要だろう。)


でも、こうした新しいソフトを動かしてみることで、また、頭脳が活性化する部分もある。


さらに、先ほどの写真で右側に写っているのは、横浜市立図書館で借りた本。

これには、『自治会』『町内会』の会計業務に関して、基本的な事柄もまとめられているから参照するのに便利である。
 

(そもそも、自治会の仕事の半分近くは、役所との関係で決まったフォーマットの資料やデータのやりとりをすることであるらしい。
これは、補助金がからんでいるので、重要な業務になる。
 

先日は、(自治体関連の)あるセクションあてに久しぶりで、FAXをコンビニから送付した。
 

その時、コンビニのFAXが『注意事項』として、『完全に送信できたことを保証するものではありません。念のため、送信が出来たか、相手に確認の連絡をしてください』などと表示されるものだから、やむを得ず、『FAXが着信されてますか』という確認電話を入れるといった作業も久しぶりに経験した。)

なお、私の住んでいる団地には、別に『住宅管理組合』というものもあって、そちらは『大規模修繕』のための資金などを預かっているから、より会計が複雑である。
(運用が適切に行われないと、大きなトラブルになりかねないので当然だが…。)

そちらと比べるとずっと単純で、明快なものになっている。
また、団地の自治会などに関わると、現在、住んでいる団地にもいろんな世代の人々がいることが改めて感じられて、そういう意味では『新鮮』でもある。