これは、少し前(24日)の話だ。

トランプ大統領御一行の大相撲観戦の様子などは、昨日(26日)、午後から外出していたために、まだ大相撲中継の録画など見ていない。それらを見てから、コメントを書きたいと思っている。

以下、25日に書いた『下書き』の文章にさらに書き加えたもの。
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昨日(24日)は朝早くから、自宅を出た。
というのは、辻堂にある病院で、『検診』を受けなければならなかったからだ。

ここは、私がたしか2015年(あるいは2014年だったかも。調べてみないと分からない。ネットで何でも検索ができるようになってしまって、かえって自分自身の記憶力が弱くなったような気がする)に、前立腺摘出手術を受けたところである。

当時は、(2015年の6月に亡くなった)父親も、(2016年6月に亡くなった)母親もまだ、(完全に)『健在』(というわけでもないが…、いちおう健在)だった。


それで、『前立腺がん』という診断を受けての手術だったので、親に対しては黙っていた。
といっても、(おそらく医師によっては)摘出手術をためらうかもしれないほどの、つまり初期の状態だったみたいである。
(ダビンチとかいう、ロボットみたいなものを使用しての手術だった。もっとも、このダビンチ、医者の技術を支援するという仕組みなので、『技術』『技量』をもたない医者がこれを使っても、ロクな結果は出ないようである。)


よく、モノの本(とか、週刊誌などに)書かれているように、『欧米』(といっても、非常にあいまいな概念だが)の医師によっては、この段階での手術は『早い』とためらうであろうほどのものである(らしい)。

こういう手術を、受けてしまったために、その後、定期的に『血液検査』を受けなければならない。
最初は、3カ月間隔だったが、その後、6カ月間隔に延び、そして今回から1年間隔になっていた。

それから、(人によって、かなり異なるようだが)全摘手術を受けると、尿を排出する筋肉のコントロールがうまくできなくなり、『尿漏れ』障害に悩む人が結構いる。そのため、私は、(リハビリを甘く見て、きちんとやらなかった、その『報い』を受けているという意味もあろうが)『紙おむつ』をその後、愛用せざるを得ない状態になってしまっている。

(なお、先の天皇、この度上皇と呼ばれる立場になった人も、この前立腺全摘手術をかなり前に受けていると聞く。)

さらに、『前立腺がん』というのは、がんの中でも、比較的死亡率の低いがんとしても知られているようだ。
もちろん、がんの早期発見が出来たかどうか、患者の年齢は幾つなのか、あるいはどのようなタイプのがんだったのか、どのような対応・治療をしたかといった要因などでも異なってくる。

そのため、『前立腺がん』で亡くなる人も、それなりに存在している。新聞に掲載されている『死亡記事』などを見ても、このがんによると、書かれている場合もある。だから、一概には言えない。

結局、この日、自宅(横浜市)そばの駅から、電車を2回、乗り換えて辻堂の病院に到着した。
その途中の電車のなかで、通学途中の中学生、高校生などが参考書等を広げて、勉強をしているのが、興味をひいた。

というのは、私には小学校5年生と中学校2年生の孫(どちらも女性だが)がおり、彼らの姿と重なったからだ。彼らは、ついこの間まで九州に住んでいたが、父親の仕事の関係で、4月から名古屋市内に引っ越しをして、そこの公立学校に通っている。


ようやく、辻堂の病院に到着し、機械で受付を終えたのち、『血液検査、尿検査』を受け、その後、実際の診察時間まで1時間以上あったので、病院内にある喫茶コーナー(大手コーヒーチェーンの店を導入している)でサンドイッチとコーヒーを取りながら、時間を調整した。

その時、近くの席に座った老夫婦の会話が耳に飛び込んできた。
彼らは、私よりも少なくとも5歳、もしかしたら10歳は年上だと思わせるような雰囲気の人たちだった。

夫のほうが、向かい側に座っている妻に対して、『お前』『お前』と盛んに呼んでいるのが耳に飛び込んでくる。
たしかに、昭和の時代などを描いた『テレビドラマ』などでは、妻を『お前』と呼ぶ夫たちも登場してくるが、しかし、この真横に座っている夫が、妻を『お前』呼ばわりしているのは、一体、どういうことなのだろう。

非常に『耳障り』な気がした。


『お前』と呼んだから、と言って、それでただちにどうこういうことはない。
(最近では、妻の方が夫に対して、『お前』みたいに言っているケースもある。)

ただ、その『お前』という用語だけでなく、その他の会話のなかの口調を含めても、妙に『偉そう』にふるまっている人だった。


その前に、『検査』のためのコーナーに行った時、別の老夫婦の姿を見た。
彼らは、この病院で『検査』を受けるのは初めてのようで、明らかにきょろきょろしていた。

ところが、回りの人が誰も、アドバイスというか、『どこに呼び出しを受ける人たちの番号が表示されるのか』といった簡単なことも教えてやらないでいるようだった。
(私自身は、遠く離れた場所に座っていた。やがて、妻のほうが理解したようだった。)



日本というのも、『不親切な国』である。これが台湾であったら、即座に教えてやる人たちが続出していたことだろう。

私が、『血液検査』を終えて、『尿検査』を受けるために、トイレに向かった時にも彼らの姿を見かけた。
私が、男子トイレに入ると、この夫婦の女性のほうが、男子トイレのなかに夫と共にいて、『採取した尿のコップ』はどこに置けば良いのかといきなり聞かれたので、びっくりした。

それで教えてやったのだが、考えてみると、このトイレのなかに書かれている日本語の説明(英語と、中国語の訳文も付けられていたと思う)が、この説明には、『採取したコップ』をどこに置くかということが、『図示』されていなかった。これじゃ、『迷うのも当然』という気がした。

こちらは、どちらかというと、『ほほえましい老夫婦』の姿であったが、この夫婦の場合、完全に妻のほうが主導していた。
まあ、いろいろ夫婦によって、異なる姿があるのを見かけるのは、興味深い。


最後に付け加えておくと、この日の『血液検査』(これが一番、メイン)によると、PSAという前立腺がんのマーカーなどと呼ばれる物質?の検出結果は、『0.033』と限りなくゼロに近かった。
これは『良い結果』であるとされている。

医者が、『前回の数値と同じです。おまけに小数点以下〇ケタまで』と言ったので、私は、『まるで、世論調査の数値(内閣支持率の数値)みたいですね』と反射的に、余分なことを言ってしまった。
(私は、安倍内閣の『支持率』がなかなか落ちないことを、念頭に置いていた。)

すると、この医者は、少しだけ、にやっとしたように感じた。
この人も、安倍内閣があまり好きではない、のかもしれない。

次の検査を受けるのは、『1年後』ということだった。
もちろん、他の病気にならない(あるいは、既になっている)とも限らないので、あまり安心し過ぎるのは禁物だが…。
















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