今、台湾の台中市内に暮らしているが、これは近所の飲食店でカミサンと一緒に食べたもの。


ここは、鶏のフライを売り物にしている店だが、こういう麺も食べさせてくれる。
キムチの味ベースの汁(他にも味噌味など、幾つかの味ベースがある)に麺を入れたもの。
キムチの味ベースの汁(他にも味噌味など、幾つかの味ベースがある)に麺を入れたもの。
麺は3種類くらいのなかから選べるようになっていて、これは、『意麺(イーミェン)』と呼ばれているもの。
特徴的なのは、麺が一度揚げて作られているということだ。
特徴的なのは、麺が一度揚げて作られているということだ。
この麺は台湾のなかでもどちらかというと南部の街で好まれているみたいである。

この日のレシート。
330元であるから、1元=3.5円として、1200円くらいだった。
330元であるから、1元=3.5円として、1200円くらいだった。
この意麺が気になっているのは、今、NHKの『朝ドラ』(連続テレビ小説)で『まんぷく』というドラマをやっているためだ。
インスタントラーメンの発明者である、『日清食品』の創業者、安藤百福さん(故人)をモデルにしているが、安藤さんが、台湾出身者(当時、台湾は日本の植民地であった)であることを完全に消してしまっている。
ちょうど今、インスタントラーメンの発明が完成しようとするポイントの部分にさしかかっている。
(台湾でも、『NHKワールド・プレミアム』という海外放送を見ることが出来るので、毎日見ている。ただし、これは、台湾でも日本語がかなり分かる人しか見ていないのではないかと思う。
いずれ、このドラマが終われば、中国語の字幕を付けた『台湾版』が、台湾のケーブルテレビの他のチャンネルで放送されることになると思われる。)
(台湾でも、『NHKワールド・プレミアム』という海外放送を見ることが出来るので、毎日見ている。ただし、これは、台湾でも日本語がかなり分かる人しか見ていないのではないかと思う。
いずれ、このドラマが終われば、中国語の字幕を付けた『台湾版』が、台湾のケーブルテレビの他のチャンネルで放送されることになると思われる。)
仮に、50年以上前にも台湾に『意麺』というものがあったとしたら、安藤氏は、これをインスタントラーメンの発明の際に参考にした可能性がある。
(ただし、これは、私が考え付いたことではなく、台湾や中国に関する本を何冊も出している野嶋剛氏が、『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』のなかで書いていることである。)
(ただし、これは、私が考え付いたことではなく、台湾や中国に関する本を何冊も出している野嶋剛氏が、『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』のなかで書いていることである。)
手元に、この『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』の電子版があるので、もう一度、安藤さんに関連した記述を読み直してみた。
すると、多少、勘違いをしていたことに気が付いた。
まず、安藤さんが生まれたのは、台湾南部の海岸線にある嘉義県の東石・朴子という街である。
台湾で意麺の名産地として知られているのは、ここよりやや南部の台南の鹽水(イェンシュイ)というところである。
台湾で意麺の名産地として知られているのは、ここよりやや南部の台南の鹽水(イェンシュイ)というところである。
また、意麺は、すべて油で揚げるものかと思っていたら、そうではなかった。
意麺はアヒルの卵をつなぎにしてつくる麺で、強烈な台南の太陽の下で天日干しにしてつくる乾麺である。
意麺はアヒルの卵をつなぎにしてつくる麺で、強烈な台南の太陽の下で天日干しにしてつくる乾麺である。
ところが、同じ台南に、意麺を油で揚げてから、スープに入れて食べる『鍋焼意麺』という料理がある。
私が、先ほど紹介したのは、まさにその『鍋焼意麺』だった。
(どうりで、この間から、スーパーで『意麺』と書いてあるインスタントラーメンを何度か購入してみたが、これまで揚げてあるものなどには、お目にかかっていなかった。)
私が、先ほど紹介したのは、まさにその『鍋焼意麺』だった。
(どうりで、この間から、スーパーで『意麺』と書いてあるインスタントラーメンを何度か購入してみたが、これまで揚げてあるものなどには、お目にかかっていなかった。)
ともかく、野嶋氏はこの『鍋焼意麺』という料理が、安藤さんのインスタントラーメンの発明に影響を与えた可能性があると考えている。
なかなか、面白い話だと思う。
(仮に、そうであったとしても、安藤さんの発明の価値を低めることにはならないだろう。)
(仮に、そうであったとしても、安藤さんの発明の価値を低めることにはならないだろう。)
[https://politics.blogmura.com/politicalissue/ranking_out.html にほんブログ村 政治・社会問題]
にほんブログ村のランキングに参加しています。
この記事が面白いと思われたかたは、上記URLをクリックしてください。
よろしくお願いします。