先日、ここの記事に書いた、安倍晋三(年内に『前首相』という肩書になりそう?な人)氏が推薦の『全体主義と闘った男 河合栄治郎』(湯浅博著、産経新聞出版)については、昨日(6日)から読み始めた。

おそらく、明日中には読み終えると思うので、明後日(9日)あたりには、紹介と感想を書こうかと思っている。
まだ、4分の1くらいしか読んでいないが、これまでに読んだ限りでも、かなり『怪しげな本』という感触がかなりしている。
(何より、著者の湯浅氏自身が、『河合栄治郎』について、ほとんど興味がないままに自分の政治的な立場を宣伝するために、この本を書いているのではないか?という疑いがどんどん強くなってくる。)


今日(7日)は、少しのんびりした話?でも書きたい。

前にここで取り上げたが、『下町ロケット』という日本のテレビドラマを台湾で放送している。


これは、池井戸潤氏の小説をドラマ化したもので、TBSの『日曜劇場』の枠で2018年10月14日~23日まで放送していた。
(2015年にも同じタイトルで放送していたので、いわば2018年版になる。)


この(日本で)12月23日に放送していた『第11回』の分を、台湾では5日と6日(同じものを再放送)していたのだが、これが『最終回』とうたわれていた。

このドラマに関心が(多少なりとも)あるかたは、ご存知かと思うが、実はこれは本当の『最終回』ではなかった。
日本では、2019年1月2日(水曜日)に『新春ドラマ 特別編』と銘打って135分版(午後9時~11時15分の放送枠)を放送したようだ。

これが、本当の『最終回』だった。
(私は、この小説の原作である、『下町ロケット ゴースト』と『下町ロケット ヤタガラス』というのを両方とも読んだので、間違いがないはず。)


では、なぜ、こんな妙なことをしたのか?
それは、おそらく今回、『日曜劇場』の枠で放送を開始して、視聴率がなかなか高くならないことに、放送局の側があわて始めたのではないか?
(視聴率があがらないのは、あまりにも調子が良いストーリー展開で、しかも、それを小説2冊分を、11回で放送してしまおうという『欲』がたたって、視聴者から『あきれられた』結果ではないかと、私は思っている。)

それで、途中からもう少し『ていねい』にストーリー展開をしようと『路線変更』をしたのではなかろうか?
とはいえ、『日曜劇場』の枠だと、一杯一杯で11回分の放送しかできなかったのだろう。
そこで、窮余の策として、1月2日の『新春ドラマ 特別編』で辻褄を合わせたという次第なのであろう。


だが、このようなことをやって、視聴者は満足したのだろうか?
11回目の12月23日分を、『最終回』だと思って見ていた人たちは、『唖然とした』はずである。
(特に、原作を読んでいた人などは…。)

まったく、話が終わったという感じがないのに、無理やりの『最終回』だったのだから…。
それでも、日本の視聴者はまだ良い(?)。

その直後、『新春ドラマ 特別編』の放送のアナウンスがあったのだろうから、『妙な感じ』が残ったまま『最終回』を見終えた人たちは、その後『新春ドラマ 特別編』でそれが、解決(解消)されるのではなかろうかと期待しただろうから?

浮かばれない?のは、台湾の視聴者たちである。
なぜなら、台湾では、『新春ドラマ 特別編』の存在などは(いまのところ)アナウンスされていない。


また、これまで『下町ロケット』を放送していた土曜日と日曜日(土曜日の再放送)の時間帯では、すでに次週から、新番組(これも、日本のドラマで、北川景子さん主演の『家売るオンナの逆襲』をやる予定になっている)の放送開始がアナウンスされている。

一体、台湾では『新春ドラマ 特別編』の放送はどうなるのだろうか?

それにしても妙な話である。
このドラマ、そもそもが『帝国重工』という大企業と、中小企業『佃製作所』とのあつれきを、メインのストーリーにしている。
今回のシリーズでは、それに別の企業が絡んでくるが…。

そして、ドラマのなかで強調されているのが、佃製作所の社長・佃航平(阿部寛さん演じる)の『技術者としてのプライド』あるいは、『最終ユーザーのことを決して忘れない』という姿勢である。

だが、皮肉にも、日本の放送局『TBS』(これが『帝国重工』か?)と台湾の放送局(これが『佃製作所』かどうかは、別にして)の業務提携のなかで、台湾の視聴者のことはすっぽり忘れられて、製品仕様(放送回数など)が勝手に変えられてしまい、割を食っているのが台湾の視聴者という結果に(今のところ)なってしまっているようだ。


まあ、『大した話ではない』と言ってしまえば、それまでだが、果たしてアメリカの放送局などが、最終の『客先』である場合に、このような勝手なことをやってしまう勇気が、日本のテレビ局にあるかどうかは、いささか疑問に感じるところである。















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