昨日(23日)の午後、大森駅前の西友・大森店の上にある『キネカ大森』という映画館に出かけた。

ここは、意外と古い感じの映画館である。
(開館したころは、『しゃれた感じ』の映画館だったのだろうとは思うが…。)
(開館したころは、『しゃれた感じ』の映画館だったのだろうとは思うが…。)
でも、なかなか面白いラインアップで映画を上映している。
スクリーンがたしか2つあって(もしかしたら3つあるのかもしれない)、その一つで、『名画座2本立て』をやっている。
それが、(私の場合)シニア料金で1100円であるが、今やっていた(というのは、実は昨日が最終上映日だった)のは、『シン・ゴジラ』と『激動の昭和史 沖縄決戦』という異色?の組み合わせ。

『シン・ゴジラ』(2016年公開)は、私も2~3回見た(おそらく、3回のほうが正しいのだと思う)。
これは、なかなかの力作であるが、やや情報過多気味である。
これは、なかなかの力作であるが、やや情報過多気味である。
わざと?、1回見ただけでは、観客が情報を消化しきれないように作ってある感じだ。
登場人物(総理大臣をはじめとする各大臣、あるいは官僚たち)は専門用語もまじえた、『硬いセリフ』をかなり早口でしゃべる。
そう言えば、先日、66歳で急死された俳優の大杉漣さんは、この映画の中で大河内総理大臣に扮していたが、この総理大臣はヘリコプターに乗って総理官邸から脱出しようとしたが、ゴジラの熱戦によって、ヘリが墜落(それとも、途中で爆発だったか?)し他の閣僚ともども亡くなってしまう。
この映画のテーマは、『国を守るとはどういうことか?』といったことだろうか。

そして、今回、『シン・ゴジラ』との『組み合わせ定食?』ということになったのが、岡本喜八監督(1924年~2005年)が1971年に作った(1971年7月公開)『激動の昭和史 沖縄決戦』という渋い?映画である。
なぜ、この組み合わせかということだが、私は先に書いたように、(脅威の襲来に対して)『何をどう守るのか?』『国家とは何か?』といったことなのかと、昨日、映画を見て感じていた。
だが、今日、この記事を書くにあたってネットを検索していると、<『シン・ゴジラ』で岡本喜八監督が、特別出演していた?!>というような記事が検索でヒットしてくる。
<すでに2005年に亡くなった人が、2017年の映画になぜ?>という気がするが、それは、『シン・ゴジラ』に出てくる牧博士という人物(この映画の謎のカギを握っているともいえる科学者である。ただし、映画のなかでは『生死不明』の状態)の役で岡本喜八監督が『写真のみの出演』を果たしていたのだという。
おまけに、『シン・ゴジラ』の鹿野秀明監督は、岡本監督を『リスペクト』していた(どうも、私はこの言葉が余り好きでなくて、なぜ『尊敬』という日本語を使わないのかと思ってしまうのだが…)のだという。
特に、日本の『敗戦の日』(終戦の日)を描いた岡本監督の『日本のいちばん長い日』(1967年公開)という作品が好きなのだという。なお、2015年には原田正人監督が同名の映画を製作・公開している。
こういった因縁があったようだが、私はもともと(というか近年)、岡本喜八監督の主に戦争映画を見て、『面白い』と思ってきた。
また、今年の1月に沖縄県那覇市をミニ旅行して、南部の戦跡などを回り(観光バスに乗って、回っただけなのだが)、沖縄戦について、もっと知りたいと感じていた。
それが、この映画を見たきっかけである。
(つづく)
(つづく)