安倍首相のことを『馬鹿だ』『馬鹿だ』という論調が横行しているが、たしかに、彼は『中期・長期的』に見れば、『愚かなこと』をしていると思う。
しかし、『短期的』に見れば、こと『政局』の感覚については、非常に敏感な(というより、常に『政局』のことを中心に物事を考えているせいであろう。つまり、それしか、取り柄がない)政治家であることは間違いがない。
今回も、臨時国会冒頭で、『解散』を実施するとの宣伝が一斉になされるに至っている。
もちろん、安倍首相には『大義』などない。
もちろん、安倍首相には『大義』などない。
これまでさんざん、『朝鮮半島の危機』『金政権の危険性』を煽っておきながら、その最中にいきなり、『解散』をするというのは、せいぜい、その程度の危機でしかない(あるいは、『なかった』)のに、それを過剰に煽っていたことを自ら告白するのに等しいであろう。
しかし、現在の状況は、一つには北朝鮮のミサイルの危険性をさんざん、安倍首相らが煽ったせいで(北朝鮮は、アメリカに攻撃されたくないがために、つまり、自らの『王朝』を防衛したくて、核ミサイルの開発を進めているのであって、それ以上に、日本にちょっかいを出す『余裕』などないと思われるが)、自民党にとって有利な状況にあるのだろう。
それ以外に、『週刊文春』(=文春砲)を利用して、おそらく首相官邸サイドからのリークを含めて拡散した、『民進党』の新執行部に対するマイナス情報の氾濫もあって、『政党支持率』の面でも、また『内閣支持率』の面でも、安倍首相は、有利な状況を築いてしまっている。
仮に、今、宣伝されているように、臨時国会冒頭で『解散』が宣言されて、10月中に総選挙が実施されれば、『与党』は(改憲勢力を含めて)『3分の2以上』を維持することこそ難しいかもしれないが、『過半数』を維持して、『勝利した』と宣言することは、十分可能なようにも見える(これは、残念な『見通し』であって、そうならないことを願っているのだが…)。
(また仮に、現時点で改憲勢力の『3分の2以上』維持に失敗したとしても、『民進党』を含めた、次の段階での『野党再編』攻撃によって、安倍首相サイドは実質的に『3分の2以上』の確保を目指していくものと思われる。)
(また仮に、現時点で改憲勢力の『3分の2以上』維持に失敗したとしても、『民進党』を含めた、次の段階での『野党再編』攻撃によって、安倍首相サイドは実質的に『3分の2以上』の確保を目指していくものと思われる。)
現在、このように厳しい状況にあると思われる。
しかし、それは逆に言えば、共産党を含め、野党による『政権奪取』がないと予想される局面であり、『野党には政権担当能力などない』と思っている(かなり多くの)国民にとっても、いわば『安心?』して野党に投票ができるような局面でもある。
安倍首相のような『恥も外聞もない』、まったく『美しくない』政治家などごめんだ、『もう顔も見たくない』という声が急速に高まっていけば、少なくとも安倍政権が終わり、次の自民党を中心とする政権に交代をせざるを得ない『局面』になっていくことだろう。
日本の政治の現状では、この程度のことを実現するのが、『最もベターな状態』という気がしないでもない。
実力のない、『野党の政権』が誕生してしまえば、また『いつ崩壊するのか』というカウントダウンが始まることになる。
『野党の政権』を生み出すためには、それを担うにたる『野党の組織力』を構築していかなければならない。
『支持政党なし』が多数派である状態から、一挙に、美しい『野党政権』を誕生させることができると考えるのは、一種の『幻想』であろう。
『支持政党なし』が多数派である状態から、一挙に、美しい『野党政権』を誕生させることができると考えるのは、一種の『幻想』であろう。
仮に『支持政党なし』が多数派であっても、『新たな政治勢力』を作り出そうとする運動が拡大しつつある状況であれば、そうしたこともありうるかもしれない。
しかし、国民の多数が、『政党』もイヤ、『運動』もイヤという状態ののままで、(つまり、『一発芸』のような『投票行為』だけで)美しい『野党政権』が誕生できるなどというようなことは、なかなか考えにくい。
しかし、国民の多数が、『政党』もイヤ、『運動』もイヤという状態ののままで、(つまり、『一発芸』のような『投票行為』だけで)美しい『野党政権』が誕生できるなどというようなことは、なかなか考えにくい。
補足:
少し書き忘れたので、補足すると、タイトルの『しがみつき』解散の意味は、菅官房長官がかつて言われたように、
(政権の座に)恋々としがみつくための解散という意味だ(ただ、菅氏は、例によって日本語を間違えて、『連綿と』しがみつきと言われていたようだが…。そういう場合は、新聞社ではないが、きちんと、『訂正』をしてほしい。日本語を政権の中心メンバーが破壊しまくるというのは、決して『美しい』状態とはいえない)。
なお、今回の改造について、たしか『仕事人』内閣とか、『仕事師』内閣と宣伝しまくっていたような気がするが、国会で大臣として答弁する機会すら与えず、次の『内閣改造』をまた、(選挙後に)実施するつもりなのか?
仮にそうだとすれば、せっかく、『転向宣言』したのに、使い捨てされてしまう、河野太郎氏もあわれなものだ。
(あるいは、内閣の中心メンバーは、『留任』させるつもりなのかもしれないけど…。まあ、誰が『中心メンバー』なのか、はっきりしない。)
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