3月から台湾で暮らしているが、NHKの『ワールドプレミアム』という海外向けの放送で、大相撲の中継をかなり長時間、毎日やっている。

この『ワールドプレミアム』では滅多に国会中継はやっていない。
籠池理事長が『証人喚問』されたときは、(おそらく)珍しくやっていたが…。

(まあ、国会中継は相撲放送をテレビでやっているかどうかと無関係に、インターネットで台湾でも見ることができる。たまに過去の分も含めて、見ることもある。)


それで、5月15日から始まった大相撲夏場所は、連日のようにこのNHKの中継を見ている。

(国会中継をやらないことの是非については、当然、『やるべき』だと思う。『チャンネル』が不足しているからなどというのは、一種の『言い訳』だと思う。
『公共放送』を名乗る以上、やるべきである。

海外向けにだって、『チャンネル』を増やすなど、『やり方』はいくらでもある。
安倍首相は、すべてのことについて、『中国包囲』とか『対中国』を極端に強調する。

その『でん』で言えば、中国の国営放送=『CCTV』に対抗?するためには、さまざまな言語で、『国会中継』をしかも、世界各地に向けて、異なる時間帯に『生放送』『録画放送』を24時間繰り返すくらいの態勢を構築できなければ、『対抗』どころか、『追随』すらもできない。

まあ、『中国に対抗』などと言うのは、どちらにしても(NHKとしては)『おまけの話』であって、大相撲中継と国会中継などは、いくらでも両立できるはずである。
技術的に難しいなどというのであれば、(現在持っている、大量の資金を投入して)技術的に可能なように対策をうてば良いはずだ。

(話がどうもわきにそれてしまって、困る。)


今場所は、たまたま、私が(くそ暑いなかを)嘉義に出掛けて、『熱中症』みたいになってしまい、その後、(風邪にかかって)1週間ほど『引きこもり』生活を送っていたことから、どうも何事にも『気力』がなくなって、相撲中継を見ていたものである。

すると、『病人には、大相撲中継があっている?』のかどうか、分からないが、いろいろ面白いことがあった。
正直言うと、私は、『アンチ稀勢の里』なので、今場所、稀勢の里がどこまでやれるのか(はっきり言って、何敗するのか?)興味を持ってみていた。

ところが、ずっと見ていると、何となく稀勢の里が不思議である。
なぜ、ケガの状態で、無理に相撲をとっているのか?
こんなことをやっていると、相撲寿命を自ら、縮めているだけではないか?

それとも、本当に、『大和魂』で精神力があれば、『神風』が吹いて何とかなると信じているのか?
それにしても、何ともつらそうな表情で、土俵にたつ姿が不思議であった。

彼は、完全にいろんな力士(モンゴル力士だけでなく、日本人力士も含めて)の『カモ』、『標的』になっている。彼との取り組みになると、異常に力を発揮する力士が何人もいる。
(おそらく、その裏には、他の力士たちからの、『嫉妬』『妬み』もあるのだろう。)

今回、彼が『休場』してようやく、稀勢の里を取り巻く状況が、少し見えてきた。
彼は、『親方』とも犬猿の仲らしい。

『親方』(田子ノ浦親方)と言ってみても、親方はまだ40歳で、しかも最高位が西前頭8枚目だという。
2011年に13代目鳴戸親方(元横綱・隆の里)が満59歳で急死し、そこから(大相撲でよくある話のようだが)、稀勢の里にとって、実質的に『親方がいない』状態が続いていたようだ。
そういう意味では、稀勢の里というのは、誰にも相談することのできない『孤高な状態』に置かれていたようである。

テレビや新聞記事などを見ていると、稀勢の里のおやじさんは、(舞の海などと同様の)『日本人の精神』大好き論者のようだが、稀勢の里自身は何を考えているのかどうか、よくわからない。

稀勢の里自身の考えは、ともかくとして、この『日本人の精神』大好き応援団の手にかかると、『横綱の寿命』も極めて短いままに、終わらせられてしまう危険性もある。
つまり、彼らの『アイドル商品』として、消費尽くされてしまうことの危険性を感じるのである。

稀勢の里自身が、それでも良い(それも、自分の『運命だ』)と思っているのなら、しようがないが…。








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