昨日(19日)、都知事選についていろいろ書いたが、頭のなかが十分、整理されないまま書いてしまったので、意味不明な文章だったかもしれない。
そこで、内容が一部、重複することを覚悟のうえで書いてみたい。
今、闘われている東京都知事選で、3人の候補者のなかで小池百合子氏が『優勢』であると新聞各紙が書いている。
今、闘われている東京都知事選で、3人の候補者のなかで小池百合子氏が『優勢』であると新聞各紙が書いている。
私は、小池氏の街頭演説などの様子はまだ見ていないが、そのような雰囲気は感じる。先日、東京都多摩市の京王線『聖蹟桜ヶ丘』駅頭での、増田氏の街頭演説を見ていた。
既に別の記事で、このときのことは書いた。
既に別の記事で、このときのことは書いた。
増田氏は、主に来ている人の間を走って回ったり、握手をして回るのに時間を割いており、演説はあまりしていなかった。これは、自分の『若さ』をアピールするための戦術だったのだろう。
この増田氏が到着する前、『自民党』ののぼりが立っているのを見ていた、通行中の女性達が、『誰が来るのかしら?』『小池さんかしら?』などと話題にしているのを聞いた。
つまり、小池百合子という候補者の名前はかなり浸透し、話題になっている模様である。
つまり、小池百合子という候補者の名前はかなり浸透し、話題になっている模様である。
この小池氏であるが、たしかに自民党東京都連とはケンカ状態であり、小池氏自身も『孤立無援?』のなかの選挙戦ということを、わざとらしくアピールしている。
だが、彼女は自民党員であり、またその演説のなかで、安倍首相の批判をしているわけでもない。批判しているのは、自民党東京都連だけである。
彼女のツイッターを見ると、17日付で次のような内容をツイートしている。
<選挙戦4日目秋葉原、浅草を回ります。秋葉原は先週参院選の打ち上げを安倍総理と共に行った所。今日はなんと自発的に1200人!一人一人が動かす力に感謝。>
ここでも『安倍総理と共に行った所』と安倍首相へのシンパシーをにじませている。彼女は決して『反アベ』ではない。
彼女が当選したら、安倍首相は、それに対して『熱烈歓迎?』のアピールを発するだろう。東京都連とのケンカについては、都連の幹部の側にむしろ譲歩させるような形での『調整』を進めようとするのではなかろうか?
それから、先ほどのツイートで特徴的なのは、人々が『自発的に』集まっていることを強調している点。
これは、『反アベ』の人々が、安保国会に集まったときの『運動のやり方』を意図的にマネしようとしていると言える。
小池陣営のツイッターやフェイスブックでは、街頭演説への参加を呼びかける際に、必ず次の言葉を添えている。
小池陣営のツイッターやフェイスブックでは、街頭演説への参加を呼びかける際に、必ず次の言葉を添えている。
<ぜひお近くの会場に緑のものを一点身に着けてご参加ください!(帽子、シャツ、スカーフ、タオルなど=ポイント・グリーン)>
これは、彼女の選挙運動に参加する人々に、自ら主体的に何らかの運動に参加したという『喜び』や『連帯感』を味わってもらおうという作戦の意味もある。
安保国会での人々の闘いのある部分を、小池陣営は意図的にコピーして選挙活動を展開している。
これは、安倍首相が『憲法改悪』の国民投票に向けて、巻き起こすことを計画している『一大国民運動?』の実験であるとも言える。
これは、安倍首相が『憲法改悪』の国民投票に向けて、巻き起こすことを計画している『一大国民運動?』の実験であるとも言える。
そして、『安保国会』のときもそうだが、何も人々は、『自発参加』だけで集まったのではない。
小池選挙においては、特に、彼女がこれまで『日本会議』のなかで重要な役割を果たして来たことが明確になりつつあるが、彼女は、『在特会』(在日特権を許さない市民の会)や『幸福実現党』、その他『日本会議』系のさまざまな活動家や組織と連携しながら、活動を行なっているようだ。
小池選挙においては、特に、彼女がこれまで『日本会議』のなかで重要な役割を果たして来たことが明確になりつつあるが、彼女は、『在特会』(在日特権を許さない市民の会)や『幸福実現党』、その他『日本会議』系のさまざまな活動家や組織と連携しながら、活動を行なっているようだ。
<追加修正>
本日(20日)の中山成彬氏(日本のこころを大切にする党の参議院議員だったが、先日の参議院選で落選した)
のツイートによれば、
<「新しい歴史教科書をつくる会」は緊急理事会で、都知事選で小池百合子候補を支持することを決めた。理由として、外国人参政権について唯一反対していること、東京五輪のホスト役として最適であること、しっかりした歴史認識を持ち「つくる会」の運動を唯一支持してくれた候補であることをあげている。>
ということだ。
これらの人々の共通のキーワードは、『外国人』に対して民族排外主義的な感情を核にしているという点にある。
それは、アメリカのトランプ現象や、あるいはヨーロッパの排外主義的な運動の基調にあるものと共通している。
それは、アメリカのトランプ現象や、あるいはヨーロッパの排外主義的な運動の基調にあるものと共通している。
こうした小池陣営の中心的な『ウイーク・ポイント』に対して反撃をしたのが、昨日(19日)のフジテレビの番組『バイキング』での鳥越氏の小池氏に対する、<『病み上がり』の人を連れてきて…>発言を巡る『騒動』である。
残念ながら、この『やりとり』はむしろ、鳥越氏に対する『認知症の老人の逆ギレ』?というようなレッテル貼り攻撃もあって、必ずしも人々に十分、浸透しているとは言えないかもしれない。
だが、この問題を<鳥越氏に対するマイナス材料>として利用しようとする人たちが、決して触れない点は、小池氏が鳥越氏のこの指摘に対して、一度は、否定し(『記憶にありません』など)、否定しきれなくなるや居直った(『これが選挙です』『トランプさんなんか、もっとすごいことを…』)という点である。
小池氏は、安保国会での人々の運動をマネしようとしているだけでなく、トランプ氏の運動もまた参考にしようとしていると言える(まあ、トランプ氏のほうがより『仲間意識』を感じられるのであろう)。
このような小池氏に関して、メディアの調査では『小池氏一歩リード』(『産経新聞』)あるいは『小池氏、鳥越氏競り合い』(『毎日新聞』)などと報じている。


だがそれだけでなく、『産経新聞』などは、次のような驚くべき結果を、(わざわざ)図表化して示している。

これによれば、<共産党支持層の約3割が小池氏を支持していた>というのである。
だが、この調査結果、過大に見ることは間違いである。
なぜなら、『産経』の調査も『毎日』の調査も、実は共同で実施されたものをベースにしている。
なぜなら、『産経』の調査も『毎日』の調査も、実は共同で実施されたものをベースにしている。

この『毎日新聞』の記事にはっきりと、<毎日新聞、共同通信、産経新聞、TBS、フジテレビの5社の共同で実施した>と書かれている。『産経新聞』のほうには、こうした重要な事項は省略されている。
それで、なぜ『産経新聞』と『毎日新聞』とで、異なる情勢分析をしているかといえば、『16、17日両日、電話での世論調査を実施し、取材を踏まえて序盤情勢を探った』(『産経新聞』)からだとしか、言いようがない。
つまり、『世論調査』の結果について、異なる解釈をしたということだろう。
なお、蛇足になるが、『調査結果』ではどれだけの人が、小池、鳥越、増田などの各候補支持を表明したかと言う、ナマの数字は公表していない。
いずれにしても、<東京都内の有権者がいる1521世帯から1033人の回答を得た。回答率は68%>(『毎日新聞』)という調査を行なったのである。

この1033人という数字と、各政党の支持率から計算すると、さきほどの『共産党支持層の動向』というものは、実は、1033人×7.5%=77.475人程度のなかの話だったということがわかる。
つまり、共産党支持層77人中、約3割として、23人が小池氏の支持を表明していたということになる。
もちろん、これは『過小評価』することはできない。だが、このように77人程度を実際の対象とした調査では、当然、『統計の誤差』というものがあるうる。『過大評価』してもいけない、ということも考えなければならない。
またこのような結果になったのは、『共産党支持層』には、もともと権力嫌いな人が多いことから、小池氏の方が、増田氏よりも『権力と闘い女性』というイメージで、トクをしているのかもしれない。
当然、『宇都宮氏』が突然、引きずりおろされたように感じて、なかなか鳥越氏を支持する気にもなれないという部分もあっただろう。
どちらにしても、世間では、小池氏が『女性一人の孤立無援の闘い』というイメージが形成されつつあることから、何やら『同情的なムード』が作られつつあるのも事実である。
だが、小池氏の背後には、これを『排外主義の大衆運動』の実験にし、それがうまくいけば、安倍自民党全体の『手法』として取り入れて行こうとする『深謀』があることを見逃してはならないと思う。
したがって、今回の選挙戦は、現在の局面においては、『小池当選阻止』を第一の目標としなければならず、そのような投票行動を選択すべきである、それが『ナチスの歴史』『ナチスの手口』から学べることではないか、と私は考える。
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