『TAMA CINEMA FORUM 映画祭』の授賞式(21日)の模様の続き。
その後、『最優秀新進女優賞』と『最優秀新進男優賞』(いずれもどういうわけか2人ずつ)の表彰があった。
どちらも、2人の組み合わせが対照的だ。

『女優賞』は、映画『トイレのピエタ』で爆発力(女子高生の役なのに、爆発すると豹変する。それも単に『キレタ』というのとは異なる)の凄さを見せた杉咲花さんと、(私はよく知らなかったが、有名らしくて)映画『海街diary』でも可愛くて、なおかつ深みのある演技を見せた広瀬すずさん。
この2人、杉咲さんが1997年生まれで、広瀬さんが1998年生まれと年齢も近い。ライバル心があっても当然のような2人だが、意外と大人?、順番に呼ばれてトロフィーなどを貰って、コメントを述べたあとに、控えの席に隣り合って座った。
あまり前のほうには座らなかったので、2人の(スポットライトを浴びていないときの)様子まで細かく見たわけではないが、普通に2人で挨拶しあっていた。
ところが、その後に登場した『男優賞』の2人は、あまりにも『個性』というか、『ポジショニング』が違い過ぎていた。
最初に登場した、野村周平さんは、『愛を積む人』『ビリギャル』などの演技で受賞(どの作品も見ていないのが残念だ)。ネットで調べると、中国人の血が流れているクォーターということだが、そのせいもあるのか、非常に積極的である。
『次は、永瀬さんや綾野さんの席に座りたい』(つまりは、最優秀男優賞を狙いたい)と堂々と宣言した。
また、今後の出演作についても、幾つもの映画の題名をあげた。
また、今後の出演作についても、幾つもの映画の題名をあげた。
次に登場した、中島歩さん(映画『グッド・ストライプス』の演技で受賞)。どこかで見かけた人だと思ったら、NHKの朝ドラ『花子とアン』で(仲間由紀恵が演じる)蓮子さまが一緒に駆け落ちした、(宮崎滔天の息子をモデルとしている)宮本龍一役を演じていた俳優さんだった。
この人が、いかにも『日本人らしい?』というか(映画に出るのはほとんど初めてということもあったらしい。舞台での経験はそれなりにあるはずだが)、『全然自信がない?』という態度である(逆に、考えると、密かな自信の表れなのかもしれないが)。
そして、『今後の出演作は?』についても、『全然、ありません。どなたか、僕を使ってくれませんか』とのたまう。
このように、言うならば、太宰治をさらに軟弱にしたような態度である(もちろん、これ自体、一つの演技かもしれない)。
このように、言うならば、太宰治をさらに軟弱にしたような態度である(もちろん、これ自体、一つの演技かもしれない)。
おまけに、この2人、実は、野村周平さんが1993年生まれなのに対して、中島歩さんは1988年生まれと、結構年長である。
こういう対照的な2人なので、控えの席に座ったらどうなるかと思っていたら(私の見ていた限りでは)2人はロクに挨拶もしなかったようで、その後、2人で会話をかわすこともなく(新進女優賞の2人は、結構、顔を見合わせたりしていた)座る椅子の角度まで、勝手に変えてしまって、お互いに顔を合わせなくてもすむようにしてしまった。
まあ、見方によっては、『大人げない態度』と言えなくもないが、実際の俳優さんたちのライバル意識を取り出したら、むしろ、これが『率直な反応』ということなのだろう。
何か、面白いものを見せてもらった、と感じた。
生の表彰式(しかも、テレビでの中継番組などと異なり、一切、編集はない)というのも、意外ドラマティックで面白いものだ。
(つづく)
(つづく)
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