『KAWASAKI しんゆり映画祭』で11月8日に見たのは、映画『KANO ~1931海の向こうの甲子園』(185分)とその後の、出演者をまじえてのトークショーだった。

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この映画は、今年の3月5日に有楽町の『ヒューマントラスト有楽町』という映画館で、封切り時に見ている。
普段、『名画座』と呼ばれるようなところでしか見ない私としては、珍しい現象だ。


それは、この映画のプロデューサーをしている、台湾の映画監督、ウェイ・ダーション(魏徳聖)の『セデック・バレ』や『海角七号 君想う国境の南』などの作品を、昨年の8月から9月にかけて、新宿の映画館で見て、感動した、というか感心したため。

これらの映画、いずれも台湾で大ヒットしているが、後者は<台湾人と日本人の恋愛映画>であるのに対して、前者は1930年に台湾であった『霧社事件』と呼ばれる原住民の暴動(日本人の運動会が攻撃目標とされ、日本人約140人が、大人も子供も含め殺された。しかも、『首狩り』の対象とされたものが多かった)を素材とし、しかも原住民の側から描いている。

このように、一見すると『親日』と『反日?』の両極端のような映画を描いている。そして、この『KANO』というのも、台湾の『嘉義農林学校』略称『嘉農』が、甲子園の第17回全国中等学校優勝野球大会に初出場し、日本人、漢人、原住民の混成チームが、日本人の近藤兵太郎監督の指導のもと、準優勝し、日本の野球ファンの心をつかんだ(同時に台湾でも熱狂で迎えられる)という歴史的事実に基づいている。

しかもこれは、1931年(昭和6年)の出来事であり、先ほど述べた、『霧社事件』の翌年の出来事である。


この映画は、既に3月に見たので、今回、関心があったのは、映画ファンがこの映画をどのように迎えるのか、また、出演者たちもやってきて、トークショーも開催されるというので、どういうやりとりがされるのかに興味があった。

さらに、今もう一度、この映画を見ようと思ったのは、日本のいわゆる『右派』と呼ばれる人たちの間で、この映画を見て、その後、(日本の右派を支持する)台湾出身の評論家などに講演をさせるというような『映画と講演のイベント』も最近では、(一部で)開催されているようである(そういうイベントの紹介を、『右派』系の雑誌の広告か何かで見た)。

それで、何となく、日本の映画ファンの間で、この映画がどう受け止められているのかについて、興味があった。
つまり、半分以上は、トークショーなどが目当てで、『しんゆり映画祭』での上映を見に行ったわけである。

ちなみに、映画だけの上映は、11月5日にもあったが、トークショーを見たかったので、8日のほうの前売り券をあらかじめ購入して、出かけていった。

(『しんゆり映画祭』の会場は、私が実家に、しょっちゅう出かける途中のターミナル駅のそばにあるので、便利でもあった。)

(つづく)





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