本日(27日)は、NHKテレビの『日曜討論』に何と、あの櫻井よしこ氏なども出演していたということに、(遅くまで寝ていたもので)番組が終わった後に、テレビの番組欄を見て気が付いた。
「見逃し」てしまったが、『NHKオンデマンド』で有料ではあるが、ネットで視聴できるようになると思うのでそれを待ちたい。
櫻井よしこ氏が、いったい何を話すのか、それともNHKに出るときは、論調を変えてしまうのか、注目したい。
櫻井よしこ氏が、いったい何を話すのか、それともNHKに出るときは、論調を変えてしまうのか、注目したい。
昨夜は、一昨日の深夜、暦の上では昨日(26日)の午前1時25分から、4時25分までテレビ朝日で放送していた『朝まで生テレビ』を録画で見た。
テーマは、『激論!安保国会・若者デモ・日本の民主主義』ということで、司会は田原総一朗、パネリストは(おおまかに安保法制賛成派・反対派・分類の難しい人に区分して列挙すると)片山さつき、潮匡人、ケント・ギルバート、三浦瑠璃;大塚耕平、伊藤真、江川紹子、奥田愛基、諏訪原健、津田大介;小林よしのり、今井一の各人である。
私は、『朝まで生テレビ』はあまり見ない。というのは、田原総一朗が、滅茶苦茶な進行をして、議論というよりもプロレスみたいな番組だと感じていたからだ。
しかし今回の番組は、全部見ると、それなりに面白かった。
(ただし、田原総一朗の限界というか、問題点を改めて感じたが…。)
(ただし、田原総一朗の限界というか、問題点を改めて感じたが…。)
この記事の表題のようなタイトルを付けると、『お前は、安保法制の賛成派か反対派か?』『自分だけ、中立なつもりなのか?』と思われる人もいるかもしれない。
もちろん、私自身、『反対派』である。だが、あらゆる『反対派』の人のいうことをすべて、擁護するつもりはない。
また、『反対派』には『反対派』なりの弱点があると感じている。
また、『反対派』には『反対派』なりの弱点があると感じている。
今回、比較的面白かったのは、『賛成派』『反対派』に極端なことをいう人、平気で嘘をいう人が、比較的少なかったせいかもしれない。
例えば『賛成派』でいうと(もちろん、都合の悪い部分では、皆さん、押し黙ってしまったりはするのだが)、ケント・ギルバート氏が日本の事情をどこまでわかっているのか、よくわからないが(また、彼の日本語能力の問題点のせいもあるかもしれないが)、この『賛成派』のメンバーの中では、比較的極端に見えること言ったくらいだ。
あとのメンバーは、比較的(あくまでも比較的だが)率直に話をしている気がする。
あとのメンバーは、比較的(あくまでも比較的だが)率直に話をしている気がする。
そのような議論になったのは、一つは、奥田愛基、諏訪原健という二人の『SEALDs』(シールズ)のメンバーが同席していて、彼らがあまりにも『率直』な話の仕方をするので、それが一種の『抑え』としての役割を果たしたのかもしれない。
また、小林よしのり、今井一両氏という、かなり(少し)変わった角度から、政府の『安保法制』の議論の進め方に疑問を呈する人たちの存在が、しばりになったのかもしれないとも思う。
(小林よしのり氏は、『嫌韓論』などの火をつけた、いわば元祖的な存在であって、改憲論である。ただし、彼は親米愛国派ではなく、反米愛国に近い位置にいる。
また、今井氏も、『護憲派』『改憲派』両方の嘘をつくという議論の仕方をしながら、『国民投票』制度の確立を主張していた。)
また、今井氏も、『護憲派』『改憲派』両方の嘘をつくという議論の仕方をしながら、『国民投票』制度の確立を主張していた。)
それでも、総体としていうと(もちろん、私の視点からくる『主観性』は当然、存在する)、今回の『朝生』の最大の特徴は、『安倍首相の進め方って、どうしてもインチキくさいところがあるよね?!』というのが、『反対派』だけでなく、『賛成派』も含めた、暗黙の共通認識になってしまったところにあるのではないかと思う。
そうした成果?を生み出した、最大の貢献者?は、『国際政治学者、東京大学製作ビジョン研究センター客員研究員』という肩書(これは番組のサイトで確認したもの)を持つ、三浦瑠璃氏ではなかったかと思う。
三浦瑠璃氏は、『国際政治学者』であって、自分は『安全保障問題』のリアリティをして知っていると主張される。だから、世界の『安全保障』のいわば、ジャングル(この言葉は彼女が口にしたものではないが、そういう印象を受けた)の中では、政府にある程度、フリーハンドを与えて、(いつ起こるかも知れぬ)『危機』に対応することが必要だという。
だが、同時に現在の、『合憲』『違憲』を巡る議論は、『誤魔化しA』と『誤魔化しB』の争いのようなものだと言われる。
つまり、安倍首相の安保法制の必要性の議論には『誤魔化し』が多いが、それ以前に、『反対派』は自衛隊の存在を、(憲法改正を経ることなく)解釈改憲をすることを容認してきたではないか、それこそが、第一の『誤魔化し』だという。
つまり、安倍首相の安保法制の必要性の議論には『誤魔化し』が多いが、それ以前に、『反対派』は自衛隊の存在を、(憲法改正を経ることなく)解釈改憲をすることを容認してきたではないか、それこそが、第一の『誤魔化し』だという。
私は、これまでの自衛隊の存在を『合憲』のものとして認めるのは、『誤魔化し』といえば『誤魔化し』といえるかもしれないが、『専守防衛』という枠内で考えれば容認しうることだと思う(というより、憲法9条の規定のほうが、あまりにも原則的に考えると東アジアの現状から、大きくかい離している)。
それよりも、三浦氏が、安倍首相の議論の『誤魔化し』を平然として認めたのに、唖然とした。
それよりも、三浦氏が、安倍首相の議論の『誤魔化し』を平然として認めたのに、唖然とした。
今、考えると、三浦氏が何をもって、安倍首相の『誤魔化し』といったのか、(私の記憶では)必ずしも明確ではない。
だが、三浦氏以外に、潮匡人氏(この人については、別の記事でもふれた)も安倍首相の嘘をついた。
彼は、自衛隊出身の評論家で、先日の『産経新聞』にも、安倍首相が、安保法制による自衛隊のリスクの増大などを、はっきりと語るべきだったと批判していた。
この番組でも、憲法改正が本来、あるべき姿であるのに対して、安倍首相はそれを明確にしないであいまいなままにして(いわば、誤魔化しの答弁を繰り返して)いることに対して、不満がかなりあるような印象を受けた。
総じて、今回の安保法制は、安倍首相の頭の中では、『危機を抑え込む』ためのものであるが、国際情勢の進展いかんでは、それ自身が『危機を抱え込む』要因をはらんだものになりうることを、『賛成派』も否定しきれなかったように思う。
それから、ほとんどの『賛成派』は安倍首相自身に対しては、直接、批判していなかった(ただし、もっとストレートな説明をすべきであったという気持ちは強いようだ)が、安倍首相以降、どういう人物が首相になるかによって(私自身の考えでは、安倍首相のままであっても、危険性は存在すると思う)、この『安保法制の運用』に問題が生じうるということは、認めているような意見が多かった。
つまり、他ならぬ『賛成派』自身が、安倍首相の政治の進め方には、『変なところ』がたくさん存在している、と認めているという雰囲気を、議論全体の中で感じてしまうのである。
ところが、これについて最終的に、どう考えているかというと、これまた三浦瑠璃氏が、やや投げやりに、つぶやいた言葉が象徴的である。
『幾ら議論しても、賛成派と反対派で立場が違いすぎるから仕方がない』
『幾ら議論しても、賛成派と反対派で立場が違いすぎるから仕方がない』
こんなことを言っていては、『民主主義』の根本的なところで、『形骸化』が進んでしまうだろう。『賛成派』『反対派』のなかの、それぞれの強行派、頑固派?がどうであろうと、国民の中間派を、『賛成派』『反対派』がどの程度獲得できるかという争いは、当然、あるべきものである。
ところが、それを『考え方が違うのだからしようがない』とあきらめてしまっては、話が進まない。
三浦瑠璃氏というのは、見た目は、『若い女性』であるが、頭の中は『中年のおじさんのニヒリズム』にあふれているのかなという気がしないでもない。
そのような手間を惜しむこと自身が、『権力』に対する国民の信頼感を損ない、『日本の民主主義は、その程度のものか?』というアキラメを生み出し、拡大させていくのではなかろうか?
このような三浦氏の議論のスタイルの中にこそ、『賛成派』の弱点を感じた。
それから、もう一つ、三浦氏は、核弾頭ミサイルがいつ(北朝鮮?、場合によっては中国?)日本に飛んでくるかもしれぬことを、『安全保障上』のリスクと言っていたが、それは軍事技術的に考えて、果たして『安保法制』に踏み込まなければ対応できないようなリスクなのだろうか?
そのようなことを言いながら、安倍内閣は、明らかに『拉致問題』の解決を取引材料にしながら、北朝鮮を取り込み、中国と北朝鮮、北朝鮮と韓国の対立を煽るようなことを仕掛けている。
上記のような『安全保障上のリスク』が存在しているならば、北朝鮮の取り込み(韓国と北朝鮮の相対化?)を図るような、安倍首相の外交戦略は、『日米韓』の連携を危うくするものであり、それこそ『危険なゲーム』を仕掛けようとしているように感じる。
また、上記のような『安全保障上のリスク』が存在しているならば、現在、『在特会』などが煽っているヘイトスピーチ、日本と韓国の間の対立感情の激化は、本来、(安全保障のためにも)今すぐ、安倍首相自身がやめさせるべき事柄ではないか?
そうしていないことにこそ、安倍首相の大きな矛盾がある(あるいは、安保法制賛成派の矛盾が存在している)。
(つづく)
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