アル添酒が体質的に合わない方へ
･･･そうですか。
それは私が何を言っても無理だし、
合わないなら飲まない方がいいですね。
純米酒、飲みましょう！笑
さーて、ようやく
今日でアル添酒編も終わりですが、
私がこのブログを通して
伝えたかったことは、
アル添酒が苦手だという方を
多く見てきて
「アル添酒が苦手って、ほとんど思い込みでは？」
でした。
なので
少しでもアル添酒のイメージを良くしようと
書いてきましたが、いかがでしたか？
無理強いもしません。
私は
若い時は、怖いもの知らずで
「アル添酒が苦手。」というお客様に
騙し討ちで飲ませたりもしてましたが、笑
ほとんどの方は
実際、大丈夫でしたよ。
今ではそんなことはしませんが。
戸塚店がオープンして15年になります。
その間
ずーっと通ってくれている
今年８０歳になる貴婦人は、
「本醸造を飲むと翌日具合が悪いのよ。」
とおっしゃっていましたが
「今の本醸造はそんなことはない！」と
私に無理やり笑
本醸造を飲まされた翌日に
「全然平気だったわ。」と
報告にきてくれたこともありました。
たまに、
アル添酒独特の醸造アルコールの苦味を
感じる方がいます。
私は以前は
その苦味をあまり感じない
アル添酒をメニューに入れるようにしていましたが、
最近ではその苦味も、
稚鮎の天ぷらや山菜などのお料理に
ある苦味と合うので、色々なアル添酒を仕入れてます。
味覚を補うという
ペアリングの方法もあり、
「苦味」っていうのは意外と重宝するのですが
そのことについてはまた書きますね。
現在うちで
レギュラーで扱ってるアル添酒は、
千代の光 真（新潟）
磯自慢（静岡）
雅山流（山形）如月
準レギュラーだと、
楽器正宗（福島）
佐久乃花（長野）
十勝（北海道）
十四代（山形）本丸、吟撰
くらいかなあ。
どれもこれも
イイお酒ですよ。
今後も
アル添酒が苦手な方には
クララを励ますハイジとペーターのように
「怖がらないで立って！」
と心の中で思いながら、
接客していこうと思います。
真はウマイのよ。
真は･･･