こんにちは!

本日も京都は晴れて暑い1日です太陽 とはいえ、昨日よりは幾分マシですね。。 6月に猛暑日来るってどういうことでしょう・・・この先どうなるのか心配ですタラー

 

京都生活もあと1週間ほどになりました泣 暑いのはしんどいんですがやっぱり生まれ育った土地なので、四季の移り変わりを感じられるのも嬉しいものですから、夏場の行事(祇園祭や大文字の送り火)を経験できないのはちょっと淋しいです。そこでこんなニュース下矢印

 

 

お稚児さんも決まり、今年の祇園祭も着々と準備が進んでいることと思いますが、八坂神社の宮司さんが祇園祭のプレミアム観覧席(去年はもっと高額でした。今年は15万円と20万円のお席があるそうです)を問題視し、京都市観光協会の理事を辞任される、というニュースです。

これ、西洋の感覚だったら「なんとかフェスティバル」でフロート(山車)が行進するのを観るのにお金を出して良い場所で、というのはアリだと思います。が、この宮司さんがおっしゃる通り、祇園祭をはじめ日本のお祭りは神様に奉納する、祈願することが基本なので、山鉾巡行について「お酒を楽しみながら見るショーではない」とおっしゃるのはごもっともだと私も思います。昨年などは40万円でプレミアム観覧席が販売されていて、私もその時は違和感を感じていましたし、まず「観覧って??」と思いました。葵祭も神事でありながら観覧席は設けられていますが、こちらは数千円から1万円程度と金額的にまだ妥当な感じはしますし、お土産とかはついていない。ましてお酒も出ません!下矢印

 

 

葵祭の斎王代にしても祇園祭のお稚児さんにしても当日だけでなく準備段階でも神事に参加する必要があり、決して昔の時代の「コスプレ」で街を練り歩いているわけではないのです。それを見せ物のように「観覧席」を高額で売る、というのが宮司さんにとっては耐え難い事だったのではないかな、と想像しますがどうでしょうか。

 

インバウンド景気で盛り上がるのは良いですが、事の本質というものはなくさずに海外からの方に日本の文化や伝統を紹介してほしいものだなーと思ったニュースでした。