こんにちは!

本日の京都は朝から日差しも強く暑いぐらいですタラー 午前中から少し出かけていたのですが、飲み物を持参していなくて帰宅前はちょっとしんどくなりました・・・ガーン 週末はもっと暑くなりそうです。夏並みの暑さ対策をしておいた方が良いと思います。

 

さて、ソメイヨシノも桜吹雪になってどんどん散っていきますが、その光景も息を呑むほど美しいものですね🌸 まだ別の種類の桜は楽しめそうですので今週末も大変なことになりそうな京都です。実家の近くの公園で高齢の男性3人が桜の木の下に陣取ってお花見をなさっていました。その光景がなんともほのぼのしていて微笑ましく、ふと「昔はこういう感じだったなぁ」としみじみ思いました。

 

京都に限らず、ブロ友さんのところで拝見していると、各地で桜のあるところはすごい人だかりで大変な状況のようです。すごい人だかりというのは写真や動画撮影する人がすごく多いという意味で。私も桜の写真を撮ってブログにアップしているので人のことは言えない立場ではありますが、実は写真を撮るのはあまり好きではありません。特に桜の写真は撮ったところでその場で感じた素晴らしさ、空気感、匂いなどは絶対に伝わりませんし、もちろん美しいには違いないのですが、その美しさすらそのままを伝えることはとても難しいように思います。プロさながらにちゃんとしたカメラをお持ちで技術もおありの方はまた別かと思いますが、私ごときのiPhoneではね・・・アセアセ

 

記録に残すことも大事なことですが、(先場所優勝の尊富士ではありませんが)記憶に残すことも大事なことではないかと思います。写真や動画を撮っているとその行為に集中してしまい、その時しか感じられないその場の空気を感じることが少しおろそかになる気がします。それはなんだかとてももったいないことのようにも思えるんですよね。。

 

毎年桜の姿も違えば自分自身の心持ちも毎年違います。だから、「あの時の桜」を記憶に残さないのは残念なのではないかな、と思うのです。

私の「あの時の桜」は新卒で入社した会社の入社式が東京で行われ、その時に同期と見上げた代々木の桜です。あの時の桜とあの時の気持ちは今思い出してもなんだか心がキュンとなる気がします。いつかまた桜の咲く時期にあの場所に行きたいな、と思うのですが、あの場所ももう今は写真と動画撮影の人々ですごいことになっているのでしょうか・・・ 

 

映えることよりも大切なことがある、とおばちゃんは思うのでした。