こんにちは!

本日の京都はスッキリ晴れました太陽 気持ち良いー♡ 気分が良いので朝のお散歩は久しぶりに平野神社まで。

 

平野神社の向かいの角にBriant(ブリアン)という有名なパン屋さん上矢印があるのですが、その一角で立ち食いをする外国人観光客多数びっくり その時は西洋人の方々が多かったので、どこか外国の街角かと思うような光景でした・・・ おそらく彼らの感覚では本当は外のテラス席(実際にはそのようなものはありませんが)に座って朝食のパンとコーヒーでも飲みたい気分なのでしょうね。お天気も良いし。でも現実はテラス席どころかベンチも何もないので「立ち食い」になってしまったのでしょう・・・ ここで「こんなところで群がって立ち食いするなんてムカムカ」と憤るのも「文化」、「晴れて気持ちがいいから外で美味しいパンを食べたい!」というのも「文化」。この違いをどう扱うかがその場の雰囲気や印象を決めるのだろうなーと思いながら、チカさんとその場を通り過ぎました。(チカさんはみなさんのパンが気になって仕方なかったのですがアセアセ

 

さて、少し前になりますが、近所に住んでいる外国人一家(バルト3国出身)から「夕飯後に一緒にお茶でも」と誘われたので夫と一緒にお邪魔しました。去年この地区に引っ越して来られたのですが、この6月でイタリアに引っ越しされるとのこと。その辺の事情も色々と聞いて興味深かったのですが、何かの話の流れで「日本に住んでいた10年余りで日本人の友達から家に招かれたりしたことがほとんどない。こちらは友人と思って招いたりしていたのに一方通行ですごく虚しかった」ということを言われました。このご夫婦はどちらも研究者で男性の方は日本語も流暢に話されるしご専門も日本文化に関係することです。ですので、私は内心すごく驚いたんですよ。日本文化を研究していて日本語も話せて日本に10年ぐらい住んでいても日本や日本人に関する理解ってこれぐらいなんだびっくりと。その時には何も言わなかったんですが、翌日夫にその話をしてみたら夫も「確かに・・」と言ってました。私が思うに、日本人ってそういう招いたり招かれたり自体にあまり慣れていないし、招くのって余程そういうのが得意な人や好きな人限定になりがちなんではないかと。いざ招くとなったら、まず家の中を片付けてお掃除して料理して、その後は後片付けまである・・・。余暇時間の少ない日本人の生活にはこれはかなり負担で、余程気心知れた間柄でなければ「気軽に」人を家に招くのは難しいのではないかなーと思うのです。そして、相手が外国人となるといくらそのうちの一人は日本語が流暢でもその他の家族がそうでなければ言葉の問題も出てきます。この点は私もドイツで散々経験したのですが、結局私がいるために他の人が英語で話さないといけなくなったりして、そうなると他の人には負担だし私も心苦しい、というちょっとした気まずさが残るんです。日本だと外国語堪能な方っているところにはたくさんいますが全般的にそうでない場合も多いですし、そうした面でも負担にはなり得ますよね。でも、だから日本人が悪いとはならないと思うんですよ。日本人には日本人の事情があるし、その事情が外国人の友人にははっきり言われなければわからないこともあるから。だから、誰が悪いわけでもないんです。

 

先日、別のパーティーでこれまた別の外国人の友人が「日本人とパーティーすると後片付けを手伝ってくれるから楽。これが西洋人ばっかりだと誰も後片付けなんてしてくれないから!」と言っていました。私も年末にパーティーしたんですが、その時に「ゲストは後片付けとかしなくてもいいから!!」とお手伝いを断ったことがあって、その時参加していた人がそれを覚えていて「向こうではほんまにそうなん?」と聞いてきました。まぁ全員片付けを手伝わない、とは言いませんが、あまりそういう光景は見かけないかも、というのが私の(個人的な)答えでした。そして、その外国人の友人も「うちで何度もイベントをしたり、パーティーをしたりしてその時はたくさん人が来るのに、逆に私たち家族はどこかに呼ばれた経験がほとんどない」と上矢印のバルト3国カップルと同じようなことを言い出しました。で、私はその時に日本人の事情上矢印について触れて「別に悪気はないんだと思うよー」とコメントしておきました。

 

実は私、この話(日本人は後片付けを手伝う)になってドキーーーーーっ不安としました😅 なぜならば、長年の欧州暮らしで私の中ではパーティーに参加して後片付けを手伝う、という概念を全くないままに日本でパーティーに参加してたから!!不安不安不安不安 もちろん悪気は全くなかったのですが、日本人の(ように見える)私が後片付けのお手伝いなど一切せずにワイン片手赤ワインにお喋りに興じていたのは・・・日本人として密かに恥ずかしい振る舞いだったのでは???ガーンガーン ゴメンナサイ・・・・・

 

で、考えたんですよ。何が違うのか。

そして大きな違いがわかりました。それは「食洗機」! 西洋の家では食洗機ってデフォルトでしかも結構大きなサイズのものがあるところが多いんです。だから、人を呼んで食事を作るまでは大変かもしれないですが、後片付けはお皿やカトラリー、グラス類に限らずお鍋とかフライパンまで食洗機に入れて一気に洗うことも可能。だから、お手伝いは必要ないんです。一方、日本ではキッチンに大きな食洗機があるお宅って珍しいと思うんですよね。食洗機、ついていてもウェスタン食洗機からしたらかなりサイズは小さいのではないかと思います。

私、以前に「食洗機欲しいー」っていう記事を書いたことがあるんですが、日本にいて毎日の家事の何が一番負担かというと「食後の洗いもの」なんです。過去20年余り、さんざん楽をしてきた故の苦痛かもしれませんタラー でも、食後にまだ一仕事あるのって実際大変ですよ。それが家族の人数以上の人が集まる機会だと余計に。

だから、日本人家庭にも食洗機が普及すれば、ホームパーティーなどの人付き合いももっと普及するのでは?と真剣に思うのです。お料理は苦手でも最近はいろんな手段で美味しいものが手に入りますし自分で作らなくても良いケースもありますが、終わった後の洗いものは絶対に残りますからね。そこの問題を解決したら少しハードル下がるのではないか、というのが本日のひまわり博士からの提案でした爆  笑