こんにちは!

本日の京都は雨傘傘傘傘 しばらくやみそうにはありませんね・・・ ここにきて冬らしくなってきた気もしますが、去年は今頃に大雪が降ったんですよねー。それを考えればやっぱり暖冬なのだと思います。

 

さて、今日は愚痴ブログですアセアセ

実は我が家のキャンピングカー、去年の夏に東北ー北海道を旅行していた時にちょっと「あれ?」ということがありました。(車自体は問題なく走っていますが、キャンピング部分のことです)まぁそれでも騙し騙しなんとか使えていたので無事に旅行から戻ってきて、その後夫はドイツに帰ってしまったのでしばらくパーキングに停めっぱなしになっていました(私は基本的に車不要のオンナ。特に京都市内は生活に車必須でもないですし)。年末に夫が日本にやって来て、その宙に浮いていたキャンピングカー問題が再燃。夫はできれば九州とか暖かいところに旅行したいらしいのですが、今の状態では遠出は無理(日帰りぐらいならなんとかなります)。かといって、自分で修理はできなそうで、どこに問題があるかもよくわからない、というのです。

そこで、キャンピングカーを販売しているような会社に行って聞いてみようということになりました。先週の土曜日の夕方に私がネット検索で見つけた京都の会社に行ってみることに。

 

お母さん:すみません〜 キャンピングカーの不具合を直していただきたいのですがこちらでお願いできますでしょうか?

その会社の男性お父さん:どこで購入された車ですか?

お母さん: 購入したのは愛知県の方で・・・

お父さん: どなたから購入されたのですか?個人?それとも中古車販売会社?

お母さん: 中古車販売会社です

お父さん: キャンピングカー専門の会社ですか?

お母さん: いえ。普通の中古車も販売されているような。

お父さん: あー・・・うちではちょっとそういう車の修理はお受けしていないですねー 基本的に当社で購入されたキャンピングカーに対してアフターケアをするという形なんで・・・。

お母さん: それは何が問題でうちのような車はダメなんですか?

お父さん: 当社のようなところでキャンピングカーを購入されると結構な値段するんですよ。それはなぜかというとそうしたアフターケアも込みの価格だからなんです。で、奥さんのようなケースを受けてしまうとキリがなくなってしまいますので。

お母さん: えー!じゃあ私たちのようなケースだと誰に修理をお願いすればいいんですか?

お父さん: そういう方はご自分である程度車を触ることができる人が多いんです。あるいは知り合いが整備工で特別にそういう人に頼むか。とにかく、当社のような専門販売会社はどこもそういう車の整備は扱わないですね。

 

ということで、なんと!日本では(どこまでが本当かは知りませんが)個人で購入したキャンピングカーは整備してくれるところが非常に限られているということが今になって判明!当然これには夫、大激怒ですムキー たぶん、欧米(オーストラリアやNZもかな?)ではこんなこと言われるなんて想像もできませんし、買ったところでしか整備できなかったらうかうか引っ越しもできません。もう「そんなこと、ある〜??」っていう話ですよ・・・タラー 夫は案の定怒りを爆発させ、私はその怒りを通訳するという恐ろしい経験をしたのですが、よくよくお話を聞いてみるとキャンピングカーがまだそれほど普通ではない日本だと仕方ないのかも、と思うような法的、組織的な問題もあって、少しその対応してくださった方(後からもう一人登場されました)が不憫に感じるほどでした。

 

しかし!なぜ出自がわかっている車しか扱えないのかという点については全くもやもやは解消されず。責任問題もあるのでしょうし、今は日本で整備工がものすごく不足しているらしいというニュースも以前読んだことがあっておそらく人手不足のためというのも関係あるのかもしれませんが・・・それでも、夫が何度も主張していた「なぜ目の前に困っている人がいるのに助けてくれないのか」という点は正しい主張だと思うんです。その会社の方のお話では「個人的に改造、改良した車は違法車でそういう車を扱うと当社もペナルティを受けるので・・・」ということでした。んー。日本ではないのだろうと思いますが、欧州だと結構自作のキャンピングカーもあったりしますし、別にそれで罰を受けるようなこともないですからねぇ。夫にはその点は理解できないのだと思います。

でも、まぁ要するには違法とか合法とか関係なく、その業界(キャンピングカー販売)として個人取引の車や専門店販売でない車はサービスから外すという合意があるような印象でした。要は自らの既得権益を守るため、ですかね?

 

これ、欧州ではよくて日本ではなぜダメなんだ、ということを言いたいわけではなく、結局こういうことをしていて誰が得をするのかというと私個人的には「誰も得しない」と思うんですよ。そういう販売会社なら理論的にはキャンピングカー市場が大きくなればなるほどビジネスチャンスは増えるわけですし、本来喜んで引き受けるべきなのではないかと思います。(私がそういうビジネスをやっているなら引き受けます。)でも、現状では反対に業界全体で個人取引の車をそうした嫌がらせのような形で排除して、そういうディーラーで購入させようという動きを作っているだけなんですよね。もしもそれが唯一正しい方法なのであれば、個人取引や専門の販売会社以外での販売を禁止すれば良いのです。流通させておいてそういう罠みたいなのを仕掛けるのはどうなんだろうなーと思います。特にキャンピングカーのような長距離を旅行する可能性のある車両で旅先において故障や不備が見つかった場合「うちで買った車じゃない」とかそういう呑気なことを言えないケースもあるわけで。(ちなみに上の会社上矢印の方にそういう場合はどうするのか聞いてみたら、その会社のコネクションのある立地的に近い会社、整備工場を紹介します、というお話でした)

 

書けば書くほど色々と出て来ますのでこの辺でやめておきますが😅何においてもこうした「融通のきかなさ」という点では「日本って住みにくーいドクロ」と思います。(こういうこと書くと必ず「じゃあ日本に住むな」っていう人が出てくるんですが、それはまた別の話ということでお願いしますねお願い