こんにちは!

本日の北ドイツドイツは1日中曇りという予報を裏切って時々青空が覗くお天気です太陽 夫も昨日無事に帰ってきてまた普段の生活が戻ってきました。

 

さて、先日母と電話で話していた時のこと。先月のお彼岸に兄と母でお墓参りをしてきた、という話題になりました。

我が家のお墓は京都市内ではなくて京都府北部地方にあり、お墓参りはちょっと気合を入れねばなりません。車がないといけないし、朝早くでても帰ってきたら午後の遅い時間になるので、体力的にも物理的にもなかなか厳しい場所にあります。以前は父が運転をして家から気軽に行けたのですが、父は以前書いたような状態ですし(当然車にももう乗っていません)、母は免許もそもそも持っていないため兄にお願いして一緒に行ってもらわねばなりません。それに手ぶらでお墓参りに行くわけにもいかないので、お墓参りの準備、行ってからお墓のお掃除等(お掃除はたまに兄が行って雑草を抜いたりしてくれているようですが)高齢の母にはそうした準備や作業もだんだん大変になってきている様子でした。母だけでなく、運転していった兄も今回は結構お疲れだった模様で、お墓から実家に戻ってきて「ちょっと横にならせて」と少し仮眠を取ったらしく、母と私は電話で「やっぱりみんな歳いってくるとお墓参りもしんどくなるよねー」という話をしていたのです。

 

問題は兄と私の世代以降はこのお墓をどうするのか、ということ。

うちの両親や叔父、叔母の世代はそのお墓に入るとしても、兄夫婦にも子供がいないので、前回帰国した時も兄と「あのお墓、どうする?」という話も既に出ていたのです。いとこの1人(父方で♂)には子供が2人いるので家としてはお墓は維持できる状態ですが、そのいとこ一家はこれまでもあまりお墓に来たこともない(海外駐在生活が長かった)ですし、兄や私とも交流もそれほどなく・・・実際お任せできるような状態でもないのですよねアセアセ とにかく、誰が面倒を見るにしてもそもそもあそこまで行くのが大変で、母が言うには以前は我が家のお墓の周りでお墓が建っていた所も最近では放置されていたりお墓自体がなくなっていたりということも結構あるようです。

 

これも時代の流れ、ですよね。

結婚をして子供ができて、またその子供が家庭を持って子供ができて・・・という連鎖が当たり前だった頃は先祖代々のお墓を守っていくということは子孫の役割で、やって当然ということだったと思うのですが、そのスタイルが維持できなくなってくると郊外型の霊園(我が家のお墓のようなタラー)はとても厳しいと思います。私や兄が高齢になったら誰もお墓参りに行けなくなってしまいそうです・・・ まだ考える時間はあるのでゆっくりと兄と相談しながら決めていきたいと思いますが、あの立地は・・・もやもや

 

親の介護もそうなんですが、50代に入るとこれまであまり現実的に考えていなかったことが突然現実味を帯びて自分に迫ってきたようで、いろいろなことを考えてしまう最近の私です。