みなさま、京都からこんにちはピンクハート

 

寒いですがお日様が出ているのは何より幸せに感じます。北ヨーロッパ暮らしが長いせいでしょうか(あちらは今の時期、ずっとお天気も悪く、「日の出!」と思ったらすぐに日没になります・・・・💧)。

 

先週金曜日に親知らず歯を抜歯してもうすぐ1週間。

実際に抜歯する前にずーっと前からそれはそれはいろんな情報をインターネットで収集しておりました。収集すればするほど怖くなるのが「親知らず抜歯」。怖いことがたくさん書かれているのです・・・・ネガティブ そして、よく目にしたのが「親知らずは若いうちに抜くべし!」ということ。まるで歳をとってから抜くのはご法度のような・・・・💦 

そこで、50代の私が親知らず(右下)を抜いてどうだったかということを自分の備忘録も兼ねて残しておこうかと思います。また次回の帰国時には左下を抜かなくてはならないことですし・・・。

 

当日のことについては過去記事をご覧になってください。

 

振り返ってみれば当日が一番苦しかったです。

麻酔が切れたら即座に痛みに襲われて(だいたい麻酔3時間後ぐらいに切れました)出してもらっていたロキソニンを服用。痛みは治るんですが、だんだん口が開かなくなってきました。お腹は減るのでちょこちょこ何かを食べようとするんですが、口が全然開かないので何も口に入れられないガーン 寝る前にまたロキソニンを服用したかったので何か食べなければ、と思ってバナナバナナを食べようとしたんですが、1本食べ終わるのに何分かかったことか!(5ミリずつぐらいしか口に入れられないのです😅)それに口の中の違和感(縫合跡によるもの)がすごくて口の感覚も普通じゃない感じでした。そんな状態で「明日は一体どうなるんだろう?」と恐怖心いっぱいのまま就寝。

2日目は傷跡の痛さというよりは頬がすごく腫れてその周辺がドヨーンと重いようなちょっと痛いような。でも、激痛というわけでもなく日中はロキソニン服用しませんでした。寝ている時に痛くなるのが嫌だったので寝る前に服用したのみ。ですので、私の場合は痛みはそれほど続かなかったなぁ、という印象でした。

3日目。まだ頬は腫れていました。それにちょっと顎のあたりが青く内出血のようになってきました。これは抜歯の際に最後の方で顎をグイグイ押された(抜歯自体よりもこれが辛かった😢)ので、これはほぼ外傷のような気がします。抜歯当日、2日目と寝る前にお化粧落としをするのに顔に触れないとダメなのがとても辛かったので、この日は(どこにも出かけないこともあって)1日中すっぴんで過ごし、洗顔時の痛みを最小限に抑える工夫をしてみました。ネット情報ではだいたい抜歯後2−3日目が一番ひどい状態でそこからは徐々に楽になる、ということでしたので、なんとかこの3日目を乗り切ることを目標にしていました。(でも、私は2日目もそこまで辛かったという感じではなかったです。)念の為、就寝前にロキソニン服用。

4日目。家に篭っているのも疲れてきましたし、何よりも帰国中の貴重な時間を有効活用したい気持ちも強く、この日はバスに乗ってちょっと出かけてみました。久しぶりに歩き回ったのと実家に帰って多分喋りすぎて食べ過ぎたので、自分の家に戻ってからはちょっと口の中がまたドヨーンとしていました。でも、痛みではないのでこの日は初めてロキソニンなしで就寝することにしました(鎮痛剤もあまり服用したくないので・・)。

5日目は前日の反動でまた家に篭ってしまいました。そろそろスーツケースに荷物を入れて実家に運んで実家から関空に行こうかな、と思っているので、これまであちこちにあったものをかき集めてあーでもない、こーでもないと一人で思いながらパッキング。食べることも抜歯当日以外は割と普通食っぽいものを食べていたので(ただし固いもの、たくさん噛まないとダメそうなものは避けていました、念の為。)、全く普通に食事はできています。当然痛みはないですが、この日ぐらいから縫合してあるところも少し自由度が上がったような気がしました。でも、依然ドヨーンとしているので就寝前のロキソニンを復活させました。

今日が6日目。私は塩が入っている歯磨き粉を使っているので、抜歯直後はこれの使用はすごく躊躇われて水のみで歯磨きしていたのですが、5日目からは少しずつ歯磨き粉も使い始め、なるべく患部に近いところは触らないようにしていますがようやく普通に歯磨きもできるようになりました。「ドヨーン」もほぼ無くなったような感じです。ちなみに顔の腫れは今日あたりなら知らない人が見れば全然わからない程度になりました。(5日目まではまだ若干腫れていた)

 

こんな感じで、もしかしたら私は意外に軽くおさまっているケースかもしれませんが、ネット情報で驚かされて恐れていたようなことはあまり起こっていないと思います。もちろん、個人の体調や体質、抜歯を担当する口腔外科医の経験や腕前、クリニックの設備、そして何よりもどんなふうに親知らずが生えているのかということに予後も左右されると思います。私の場合は半分ぐらい埋まっていて斜めに生えている状態でしたし、下の親知らずは上よりも難しい場合が多いそうですので、ある程度は想定内の難度だったと思います。

 

この経験から一般化はできませんが、50代で親知らず抜歯してもこの程度で済む人もいるんだなぁという参考になればと思います。

ただし、抜歯自体は良いのですが、顔の片側を極端に動かさなくなるので、この歳でそうなるとお顔の劣化はすごいスピードで進行いたします😅 それを防ぐにはやはり若いうちに抜歯しておいた方が良いのかな、とも思わなくはないです。これ以上、必要以上に劣化したくないので💦 そして、お仕事をされている方はやはりスケジュール的なものを十分考慮して抜歯の日を決める必要はありますね。できれば週末の前(金曜日)とか数日お休みできる時などを選ばないと厳しいかとは思います。

 

と、平気そうに書いてきましたが、またもう1回この経験をするのかと思うとやっぱり気は重いものです・・・

幸い、虫歯など他に悪いところはなさそうですので、なんとか乗り切って「8020」目指して頑張ろうと思います!