将来日本で起きるかもしれない中共による民族浄化政策は、ウイグル人弾圧を直視することで予想できます | 誇りが育つ日本の歴史

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将来日本で起きるかもしれない中共による民族浄化政策は、ウイグル人弾圧を直視することで予想できます

 

 

中共のウイグル自治区や他の中国国内で生活しているウイグル人たちへの民族浄化政策は、対岸の火事ではありません。

 

いずれ日本人に対しても行われるであろう、未来予想なのです。

 

1949年10月、中共の人民解放軍が、ウイグル人による「東トルキスタン共和国」と、蒋介石率いる国民党軍との連合政府により支配されていた新疆地区に侵攻。

 

国共内戦に破れた国民党軍の降伏により、中共は新疆地区の全域を完全に侵略し併合しました。

 

この時、多くのウイグル人がアフガニスタンやトルコなど海外に亡命しました。

 

1955年10月、中共により新疆ウイグル自治区が設置されました。

 

新疆ウイグル自治区では、ウイグル人が自ら代表を選ぶことができません。漢民族である中共の書記が、この自治区の全ての権力を掌握しています。

 

1991年、ソ連崩壊。この崩壊に伴い衛星国としてソ連の支配下にあった東側諸国が次々に独立。

 

中共はこの独立の動きに危機感を感じて、ウイグル自治区への統治を強化することを決意しました。

 

1996年3月19日、中共中央政治局が、新疆ウイグルへの工作を拡大する会議を開催し、「中共中央7号文件」を通達。

 

新疆ウイグル自治区の危険要因は、ソ連からくると認識していましたが、ソ連が崩壊した以降は、ウイグル人の存在自体が危険要因となると認識。

 

中共は、民族分離主義者とか非合法宗教活動家として、ウイグル人たちを次々に監獄に投獄していきました。

 

1997年2月5日、ウイグル自治区のグルジャ市において「アッラーは偉大なり」「新疆に独立を」と叫びながらウイグル人たちがデモ行進。

 

中共は、このデモ行進の鎮圧のために、人民解放軍と40,000名の武装警察を派遣して、デモ行進しているウイグル人に発砲。200人以上の死者が出ました。

(グルジャ事件)

 

その後、一軒一軒ウイグル人の家宅捜査をして、ウイグル人男性4000名を強制連行していきました。

 

中共が今までに投獄したウイグル人は、約300万人。

 

2009年6月25日から26日にかけて、広東省韶関市の香港系玩具工場で働いていたウイグル人たちが、帰宅途中に約6000名の中国人に襲撃され虐殺されました。

 

なぜ、6000名もの中国人がウイグル人を襲撃して虐殺したのでしょうか?

 

この玩具工場で働いていた中国人が、ウイグル人女性に対して性的暴力を行なったとして、解雇されました。

 

解雇された中国人はこのことを恨み、ウイグル人を虐殺しようと計画し実行したのです。

 

しかし、ウイグル人女性に性的暴力を働いたという解雇理由は、デマでした。

 

被害にあったウイグル人たちは皆、10代後半から20代前半という若い人たちでした。ウイグル自治区から強制的に広東省に連行されて、工場で3交代で働かされていました。

 

工場と同じ敷地内にある寮との往復しか行動範囲を許されず、奴隷同様の扱いでした。

 

2009年7月5日、新疆ウイグル自治区のウルムチ市において、

広東省の玩具工場で起きたウイグル人虐殺事件に対して、ウイグル人学生約3000人がデモ行進しました。

 

このデモ行進を鎮圧するために、中共は武装警察を派遣してデモ行進しているウイグル人たちに発砲。

 

数千人のウイグル人一般市民たちが、中共により虐殺されました。

(2009年ウイグル騒乱)

 

中共は、この暴動は世界ウイグル会議が煽ったために起きたと主張。

 

(世界ウイグル会議とは、中共から海外に亡命したウイグル人の世界的組織です。

 

世界ウイグル会議のリーダーであるラビア・カーディル氏は、中共によるウイグル人への民族浄化政策を非難して、5年間もの間投獄されましたが、米国のブッシュJR政権の圧力により、解放されました。

 

しかし、ラビア・カーディル氏の家族は、今もなお中共により投獄され続けています。)

 

しかし、ウイグル騒乱は、地元のウイグル人たちが独自に行なったデモでした。

 

なぜなら、中共にいるウイグル人たちは、インターネットなど海外との情報は全て遮断されていますので、海外で活動している世界ウイグル会議との情報交流はできないためです。

 

2016年、中共政治局から派遣された陳全国が、新疆ウイグル自治区の書記に就任。

 

彼は、チベット自治区の書記を勤めていた時期、チベット民族の浄化政策を強化していきました。

 

そして今度は、ウイグル自治区の書記に就任すると、ウイグル人たちを大量に強制収容所へ投獄しています。

 

そして、中共は、大規模な焼却炉を次々に監獄のそばに建設しています。

 

ムスリム(イスラム教徒)は、亡くなった遺体を土葬にして荼毘に付しますので、火葬する習慣はありません。

 

ウイグル人はイスラム教徒です。

 

火葬の習慣のないウイグル人たちの遺体を焼却するために、焼却炉をたくさん建設している中共。

 

これはまるで、かつてナチス党がユダヤ人たちを大量虐殺した強制収容所を再現しているようです。

 

なぜ、中共はここまでウイグル人の存在を危険視しているのでしょうか?

 

1996年に発布された「中共中央7号文件」には、次のようにあります。

 

「新疆ウイグル自治区は、警戒を強めて然るべき措置を講じなければ、比較的大規模な突発事件、大規模な暴動、動乱が起きる可能性があり、その場合は新疆ウイグル自治区だけではなく中国全土に影響を及ぼす」と。

 

中共は、中国全土から漢民族を新疆ウイグル自治区へ移住させて、ウイグル人たちを中国全土に移住させてきました。

 

そして、全く見ず知らずの他人である漢民族と親戚関係の契約を強制的にさせて、漢民族とウイグル人を混合することで、ウイグル人たちの民族浄化政策を行なっています。

 

また、中共は、ウイグル人たちを思想教育機関に強制的に入れて、再教育をしています。

 

その再教育の最終テストでは、アルコールと豚肉を食べることを行います。

 

イスラム教徒であるウイグル人たちにとって、アルコールと豚肉を食べることは戒律で禁じられていますので、このテストをクリアすることができないウイグル人たちが、多数出てきます。

 

このテストにクリアできないと、ウイグル人たちはどういうことになるでしょうか?

 

処刑されてしまいます。

 

かつて悪名高いナチス党が、ユダヤ人を大虐殺しましたが、そのナチス党でさえ、ユダヤ人に対して思想教育をして、ユダヤ教を改宗することを強制しませんでした。

 

中共が、ウイグル人たちに行なっている民族浄化政策は、人類史上例を見ない、もっとも凶悪な虐殺行為なのです。

 

あなたは、この中共によるウイグル人たちへの民族浄化政策を、まるで対岸の火事のように感じているかもしれません。

 

日本人には関係ないことであり、ただ、ウイグル人がかわいそう、という感情しか起きないかもしれません。

 

しかし、これは対岸の火事でも人ごとでもありません。

 

明日は我が身。

 

中共は、このウイグル人やチベット人に対して行なっている民族浄化政策を、日本人に対しても行う可能性が極めて高いのです。

 

なぜなら、中共は2050年までに、東日本を日本自治区、西日本を東海省として、日本侵略する国家戦略を持っているからです。

 

中共の6番目の自治区となった日本では、一体何が起きるのでしょうか?

 

それは今、ウイグル自治区やチベット、内モンゴル自治区で起きていることを、人ごととして無視するのではなく、直視することで予想することができます。