日本人拉致を堂々と行ってきた北朝鮮の人権無視の実態 | 誇りが育つ日本の歴史

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日本では自殺者が増え続けています。
自虐史観を押し付けられ、日本の建国の歴史が書かれている神話を、教わらない事が、その主な原因です。
少しでもそのような精神的な貧乏状態を改善していきたいです。

日本人拉致を堂々と行ってきた北朝鮮の人権無視の実態

 

 

 

 

1970年代から1980年代にかけて多数の日本人が失踪した拉致事件に対し、北朝鮮はその関与を否定し続けてきました。

 

日本社会党も同様に、拉致など存在しないと断言していました。

 

しかし、平成14年(2002年)、平壌で行われた、金正日朝鮮労働党総書記と小泉首相との会談において、金正日朝鮮労働党総書記は、日本人を拉致したことを公式に認めて謝罪し、再発の防止を約束しました。

しかし、日本政府が認定している拉致被害者17人に対し、北朝鮮が認めているのはこのうち13人。

 

5人が日本に帰国しているが、残り12人については「8人死亡、4人は入境せず」としています。

 

また、死亡したとされる8人についても、死亡日時が一貫しなかったり、遺骨のDNA鑑定をしたところ別人のものと判明するなど、北朝鮮の説明は嘘ばかり。

日本政府は、「我が国の国家主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であり、この問題の解決なくして日朝の国交正常化はあり得ない」として、

 

すべての拉致被害者の帰国を目指していますが、平成14年(2002年)に5人が日本に帰国して以来、平成29年(2017年)12月現在、一人も帰ってきていません。

拉致被害者は今も日本に帰れず、家族の苦しみも続いています。

国家というものは、外国から自国民の生命と安全が脅かされたら、責任を持って守るというのは当然のことだと思います。

 

昭和20年8月15日までの日本は、当然のこととして軍隊を出動して、大陸にいる日本人居留民を命がけで保護しました。

 

しかし、戦後の日本は、それができなくなっています。

 

北朝鮮は、何もできない日本の足元を見て、堂々と日本人を拉致してきました。また、核・ミサイル開発を進めて日本や米国に脅威を与えています。

 

北朝鮮の国民には一切の人権や自由がなく、国家体制に反抗すれば投獄や処刑されてしまいます。

こうした悲惨な状況は北朝鮮だけではなく、北朝鮮を庇護している中国も同様です。

 

もうすぐ起きるであろうと言われている第二次朝鮮戦争では、中国は、北朝鮮を見殺しにするかもしれません。

 

もしそうなったら、その後が問題です。

 

北朝鮮が崩壊した後、、北朝鮮の人権も自由もない悲惨な実態は、世界中のマスコミが報道することとなり、世界中に知れ渡ることになるでしょう。

 

そして、そのことは中国にも影響を与えるでしょう。

 

なぜなら、「中国共産党に支配された国では、人権も自由も奪われて、人民が搾取されて苦しむ」という現実に、世界中が気づき始めるからです。

 

参考図書

The Liberty H29.12.03 「中国は北朝鮮を見殺しにする 北問題の次を見通す」