米名物記者が「ドジャース対ヤンキース」のWS対決熱望 78年には視聴者数4430万人記録の黄金カード
<写真>、、、ニューヨークのMLB公式ストアで販売される大谷とジャッジのボブルヘッド(MLB公式ストアのSNSから)
スポーツイラストレイテッド誌の名物記者トム・ベデューチが「ドジャース対ヤンキース」のワールドシリーズ対決を熱望している。MLB人気を盛り上げるためだ。
1941年から81年までの間に、ドジャースは41シーズンのうち11度ヤンキースとワールドシリーズで対決した。
しかし、それ以降の43年間、一度も実現していない。
81年の最後の両者の対決は、4140万人とワールドシリーズ史上3番目に多い視聴者数を集めた。
記録は、その3年前、1978年のドジャース対ヤンキースで4430万人だった。
過去22年間で最大のワールドシリーズの視聴者数を集めたのは04年のレッドソックスの1580万人である。
今年、両チームは第1シードでワールドシリーズ進出の最有力候補とされている。
しかしながら、ワイルドカード時代の27シーズンで、第1シード同士がそこまで勝ち上がれたのは99年のヤンキース対ブレーブス、13年のレッドソックス対カージナルスだけだ。
両雄が対戦すれば確実に盛り上がる。
ドジャースとヤンキースは、野球界で最大のブランドで、大谷翔平とアーロン・ジャッジは、野球界で最高の選手で、今季も満票でMVPに選ばれる見込み。
加えてともにワールドシリーズ初出場になる。
50本塁打シーズンは史上50回あったが、両雄が対決すれば、初めて両チームに50本塁打のスラッガーがいるワールドシリーズとなる。
大谷は23年と24年、ユニフォームが最も売れた人気選手だが、ジャッジは17年、18年、19年に1位だった。
MVP同士が対決したワールドシリーズとしては1962年のジャイアンツのウィリー・メイズ対ヤンキースのミッキー・マントルが有名で、他にもあるが、2人がぶつかれば、それらを超えるものとなる。
大谷とジャッジが現在の野球界で最高の選手であることは疑いようがなく、また、ドジャースとヤンキースという歴史的なライバル関係がその対決をさらに盛り上げる。
最後に両者がワールドシリーズで対戦したのは1981年10月28日。
それ以来43年が経った。
両チームともあと7勝すれば、ワールドシリーズの舞台に立てる。
<記事引用>