神馬一体で参道かける 勇壮に「御霊会風流」
隠岐の島町
<写真>、、、神馬と「馬付き」が一体となって参道を駆けた
2024年6月5日、島根県隠岐の島町下西
隠岐・島後(どうご)の三大祭りの一つと言われ、島根県無形民俗文化財に指定されている祭礼「御霊会風流(ごれえふりゅう)」が5日、隠岐の島町下西の玉若酢命(たまわかすみこと)神社であった。
人馬が一体となって参道を駆ける、祭礼のハイライト「馬入れ神事」に、大勢の見物客から歓声が上がった。
神事では、旧西郷町内の各地区から神馬が参集し、鳥居前で待機。
太鼓の音に合わせて1頭ずつ駆け出した。
鉢巻きを締め、裃(かみしも)や足袋姿の「馬付き」と呼ばれる若者らを従え、約100メートル先の拝殿をめがけ、参道を駆け抜けた。
同神社は隠岐の神々が集まる総社とされ、神事は神様が馬に乗って集まることから始まったとされる。
(石川和彦)
<記事引用>