15歳・張本美和が中国選手を圧倒!ストレート勝利で2回戦進出
【卓球 WTT太原】
WTTコンテンダー 太原2024<5月21~26日/中国>
23日、女子シングルス1回戦で張本美和(15=木下グループ/世界ランク8位)が劉煒珊(24=中国/同80位)をゲームカウント3-0で下し、2回戦に進出した。
本日の混合ダブルス1回戦では中国ペアに惜しくも敗れたパリ五輪日本代表の張本は、女子シングルスも初戦から中国との対戦。
劉煒珊とは2022年の初対戦で張本が勝利。
国際大会の出場機会が少なく世界ランクは高くないが、侮れない強敵だ。
第1ゲーム、劉の武器であるしゃがみ込みサーブに対しても苦戦することはなく、ミスのないレシーブからのスピーディーな両ハンドで連続ポイントをあげて、張本が11-4で先取する。
劉煒珊 PHOTO:World Table Tennis
第2ゲームはラリーでミスが出て一進一退となるものの、終盤で強気のチキータレシーブを仕掛けた張本が競り合いを制して王手をかける。
サーブからの展開でもぶつ切り下回転のフォア前とバックロングを織り交ぜ、相手のミスを誘った張本が第3ゲームも優位に進める。
最後は強烈な回転の3球目バックドライブを決めてストレート勝利。
15歳とは思えない堂々たるプレーで中国の一角を打ち崩した。
<WTTコンテンダー太原 女子シングルス1回戦>
張本美和 3-0 劉煒珊(中国)
11-4/11-9/11-9
<記事引用>