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びわ湖疏水船、今春から大津港に延伸 

先行予約は2月7日から

 

<写真>、、、延伸の試乗で大津閘門から出てきた、びわ湖疏水船2023年9月、大津市大門通

 

 大津市と京都市を結ぶ「びわ湖疏水(そすい)船」の春シーズンの運航が3月28日から始まる。

一部は今回から初めて、大津港まで延伸する。

大津市や京都市にふるさと納税をすると、返礼品として先行予約できる枠の受け付けが2月7~15日にある。

一般予約は21日から。

 

 びわ湖疏水船は、明治期にできた第1琵琶湖疏水を通る観光船。2018年から春秋限定で運航する。

3~4月のハイシーズンには、沿岸一帯に咲き誇る桜を仰ぎ見ることができる。

 

 これまでの航路は、京都・蹴上―大津・三井寺の約7・8キロだった。

琵琶湖と疏水の水位差を調整する大津閘門(こうもん)の電動化工事が昨春に完了。

官民でつくる協議会が実証運航などを進め、今回の延伸にこぎ着けた。

 

 延伸便の航路は三井寺―大津港の約1・5キロ延び、乗船時間は約30分長くなる。

 

 延伸便の魅力の一つとなるのが、大津閘門の通過だ。

水位差を調整する仕組みは「パナマ運河と同じ手法」(協議会)で、アトラクション感覚で楽しめる。

協議会は、琵琶湖を周遊するクルーズ船など、ほかの観光資源との相乗効果も期待する。

 

 春の運航は6月9日まで。延伸便は3月28~31日、4月4~7日の計8日間。

 

 乗船料は、大津港―蹴上が1万4千円、大津港―山科が9千円。ウェブサイト(https://biwakososui.kyoto.travel/)で、運航カレンダーの確認や予約ができる。

 

 ふるさと納税による先行予約や乗船には、6万円か10万円の寄付が必要。

一般予約でも、ふるさと納税で乗船できるプランがある。

 

 問い合わせは、予約・販売がJTB京都支店(075・365・7768)、ふるさと納税が大津市政策調整部(077・528・2701)、京都市上下水道局(075・672・7709)へ。

(仲程雄平)

<記事引用>