中村勘太郎、初役で「猿若江戸の初櫓」猿若役 | ・・・ 瀬戸の夕凪 ・・・

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中村勘太郎、初役で「猿若江戸の初櫓」猿若役 

祖父と父から中村屋の伝統を継承

 

 中村勘九郎の長男・中村勘太郎が2日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた「猿若祭二月大歌舞伎」(26日・千秋楽)夜の部「猿若江戸の初櫓(さるわかえどのはつやぐら)」に出演した。

 

 寛永元年(1624年)、江戸中橋(現在の京橋、日本橋付近)の初代勘三郎が、江戸歌舞伎の発祥となる猿若座(後の中村座)を創設してから400年。

 

 その伝統を描いた中村屋ゆかりの演目だ。

祖父(18代目勘三郎)、父(勘九郎)も演じた猿若を初役で勤めた勘太郎は「乱曲三番」「門松」「毬つき」「獅子の舞」「釣狐」「末広狩」など多様な猿若舞を華麗に披露した。

 

 12歳の中学1年生。

成長著しい勘太郎は身長も161センチに。

出雲の阿国役で共演し、勘太郎を優しく見守る中村七之助は「華やかで心がワクワクする踊りです。

勘太郎の猿若と踊るのは初めてですので、とても楽しみです。

想像するだけでもグッとくるものがあり、その気持ちは大切にしつつも、妙な叔父心が出ないようにしなければ」

と話している。

<記事引用>