2023ミス日本「みどりの大使」上村さや香さん、能登ヒバオリジナルギターの弾き語りで能登半島地震被災者に想い届ける
「第56回 ミス日本コンテスト 2024」の最終審査が22日、新宿・京王プラザホテルで行われ、同ステージにて「第55回 ミス日本コンテスト 2023」でミス日本「みどりの大使」に選ばれた上村さや香さん(かみむら・さやか)が弾き語りライブを行った。
国産木材「能登ヒバ」で制作したオリジナルギターで自身が作詞・作曲した「森で愛ましょう」を、令和6年能登半島地震の被災者に向け想いを込めて歌唱した。
昨年「みどりの大使」に選ばれた後、全国25都道府県にて150日以上活動、50回以上のライブを行うなど、精力的に活動してきた上村さん。
「中学生から音楽、作詞・作曲を続けてきまして、みどりの大使としてこんなにたくさんの歌う機会をいただけるとは思っておりませんでした。たくさんの方々との出会いがあり、今こうしてこの素晴らしいステージに立たせていただいております。ありがとうございます」
と挨拶。
上村さんが演奏しているのは国産木材「能登ヒバ」で制作したオリジナルのギター。
「能登ヒバは石川県の能登地方にしか生息していない能登の木で、石川県の県木になります。
私は「能登ヒバアンバサダー」として、石川県そして能登に行かせていただく機会が多くございました。
令和6年能登半島地震において、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます」
と、自身とゆかりの深い能登の人たちに想いを届ける。
そして「先日、石川県の木材屋さんとお話する機会がございました。
「私たちに、今何かできることはありますか?」と問うと、その方は「今は皆さんに、能登に思いをかけてほしい」とおっしゃいました」とエピソードを明かし、
「本日は、ここにいらっしゃる皆様、そして配信でご覧の皆様に、この能登の音を聴いていただき、能登に思いをかけていただけたら嬉しく思います」とメッセージを送った。
なお受付では災害義援金の募金を実施した。
1950年に初開催されたミス日本は、「日本らしい美しさ」を掲げ、社会で活躍することを後押しする美のコンテスト。
容姿だけでなく心の持ちようや社交性など幅広い人間性を審査し、将来、日本に元気や活力をもたらすような人物に成長することを願い、選抜や育成を行う。
同大会からは、女優やタレントだけでなく。
芸術家、音楽家、学者、医者、映画監督、会社経営者、財団代表、政治家、女将、主婦など、分野を問わず、活躍する女性を輩出している。
<記事引用>