マサイキリンの未来つなぐ赤ちゃん誕生
国内で希少な9頭目 宮崎
<写真>、、、誕生したマサイキリンの赤ちゃん
宮崎市フェニックス自然動物園提供
宮崎市フェニックス自然動物園で19日、マサイキリンの雌の赤ちゃんが生まれた。
国内でマサイキリンは熊本と宮崎、鹿児島で今回を含めて9頭のみ。母子ともに元気で、園は体調が落ち着くのを待って一般公開を予定している。
園によると、赤ちゃんは母コユメ(11歳)と父トウマ(7歳)の第3子。
19日午後3時50分ごろに出産が始まり、約1時間後に生まれた。
生まれて約1時間後には立ち、母乳を飲んで自力で歩いているという。
国内のマサイキリンは、今回を含めて
▽ 宮崎市フェニックス自然動物園に4頭
▽ 鹿児島市平川動物公園に3頭
▽ 熊本市動植物園に2頭――
しかいない。
このうち雌は宮崎の2頭と熊本の1頭となった。
竹田正人園長は「すくすくと育ってマサイキリンを未来につないでほしい」と話している。
【塩月由香】
<記事引用>