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北海道内最大のアウトレットモールが営業終了へ 

賃貸契約更新せず

 

<写真>、、、約60のテナントと新たな賃貸契約を結ばないことが明らかになった「千歳アウトレットモール・レラ」

2024年1月16日午後1時51分、北海道千歳市柏台南1丁目

松本英仁撮影

 

 北海道千歳市柏台南1丁目にある大型商業施設「千歳アウトレットモール・レラ」の管理・運営会社などが、テナント約60店と新たな賃貸契約を結ばず、近く施設を閉鎖する意向であることが16日、関係者への取材でわかった。

 

 管理・運営会社が各テナントから意見や要望を個別に聞き取るなど協議を始めているが、最終的な退店時期や閉鎖への具体的な日程は決まっていない。

 

 関係者によると、各テナントと賃貸契約を結んでいる会社が昨年12月25日付で「今後新規のテナント募集は行わず、出店者との定期建物賃貸借契約についても契約期間の満了をもって終了させる」という内容の文書を送った。

 

 同施設は、2010年に北広島市に開業した「三井アウトレットパーク 札幌北広島」など近隣の類似施設との競合や新型コロナ禍による売り上げ減などに直面しており、文書では「商環境が非常に厳しくなってきた中での苦渋の決断」と理由を明かしている。

 

 同施設は、北海道内最大のアウトレットモールとして05年4月、約1万8千平方メートルの平屋建て売り場に95のテナントが出店して開業。

当時は年間の集客数350万人、売り上げ140億円を目標に掲げた。

ピーク時には延べ450万人が来場、拡張工事を経て最大145区画がテナントでいっぱいになった。

 

 施設閉鎖の意向について、千歳市の横田隆一市長ら市幹部も初耳だったとみられ、市商業労働課は情報収集や各テナントの意向調査に注力する考えだ。

(松本英仁)

<記事引用>